クレしん。実写版。 | 超決戦☆ウルトラのはは~いつの間にやら大家族~

超決戦☆ウルトラのはは~いつの間にやら大家族~

こども嫌い、自分大好き♪家事苦手、育児……ムリー!だったはずの女が、いつの間にやら子沢山(笑)育てるのが楽しい!ではなく、こどもが育つことが楽しい!と思うようになってきた♪育てることは、いつまでたっても未熟です……。

今朝起きたら、幼稚園バスの時間の5分前でした。
無ー理ーー。


選択肢は、
① 休んじゃう

② 直接園まで送っていく
③ 先回りの術


たとえ午前保育でも、休ませるのは駄目なのよ! 皆勤賞狙いでも、長男のためでもなく、何より私の「心の健康」のため。
園まで送る?…だいぶめんどくさい。

じゃ、必殺先回りの術しかないな。

母も目覚めて10分程度しか経ってないのだから、子供たちは当然まだ夢の中でしたが、長男だけにはとりあえず状況説明をしてシャキッとさせてチャリに乗せる。
次男坊はパジャマで乗車するも風をきると大興奮、ピンチを楽しんでくれて大変ありがたい。

私の緻密な計算により、 とある公園の地点ならまだ間に合うはず! と、必死にチャリをこぐ。股の開き具合ときたら淫らすぎて申し訳ないですよ。

が、
公園に到着したら、
その地点のママさんが家に帰っていく後ろ姿が見えた…。で、バスの進行方向に、交差点で停車してる黄色いバスが。

まーじーでー。

残る地点はあとひとつ。
バスが交差点を右折してすぐの公園。
間に合うわけないわぁ(T_T)
と、ほんとに半分泣き顔で、いちかばちか別道で先回りを試みる。

「先生おはようございます」と、園児の元気な声がして、ママたちの笑い声がして、
(まだ止まってる~!!)

「待ってぇぇぇ!!!」

とバスの真ん前にチャリをつけて、長男を降ろしたわ。いたって冷静に挨拶をしてバスに乗り込む息子。
憧れの「クレヨンしんちゃん」を実写してやったというのに。つまらん男め。

チャリの勢いと鼻息の激しさに、先生から
「お母さん!ナイスファイトです!よくぞここまで!」とガッツポーズを頂いた。
「ただ、髪の毛がヤバイ事になってます。帰りはユックリ帰って下さい」と見た目の心配まで。


バスの窓から、旦那ちゃんの妹さんの子が明らかに白い目で乱れた私を見ていたな。
お願いだから、ママとバアバにはチクらないで下さい。明日から、精一杯精進しますから…。