映画チームと無事合流したのもつかの間、長男が迷子。
いつもフラフラしてるから、はぐれる事はしばしば。でも絶対、近場で叫ぶか泣くかしてるわけ。でも今日は、ほんと数分の間に気配が消えた。声も全く…。
考えられる場所は全て探してみたけれど、ほんとにどこにも見当たらなくて。調子乗りで落ち着きないけど、一人でウロウロ動き回る度胸なんて絶対ないのよ、あの子には。
悪い方への妄想が果てしなく、途中腰が砕けるかと思ったわ。
有り得ないほど冷静沈着な旦那ちゃんに
「まずサービスカウンターで聞け。」と言われて、いそいそ向かう。
じゃ、
「あ~リクくん、2階の紳士服レジで待っておられますよ」と。
あっさり解決。
泣きじゃくって胸に飛び込んでくるであろう息子に、まず一喝すべきか、優しく迎え入れるべきか等など考えながらお引き取りに向かう。
現実は、ものすごく落ち着いて寄ってきた彼が、ものすごく不機嫌で、
「お母さんの馬鹿!リクを一人にしやがって!」
と、日曜で混雑しているレジの人混みの中で怒鳴られた…。
苦笑いの店員さんにお礼を言って駐車場へ向かう途中、ずっと
「馬鹿!お母さんが馬鹿!お母さんが悪い!馬鹿!」と恨み言が止まらぬ息子。
きっと相当なダメージを受けたのだろう…怖かった…淋しかった…と素直に言えないのだろうと察して 受け止める。
黙って聞いてたら車の前で、
「お母さん…来てくれてありがとう。迷子になってゴメンなさい…」と、
蚊の鳴くような声が聞こえたわ。
私「まじで。気をつけてよね…」と低音で。
息子同様、素直じゃない母。
ほんとに……
見つかってよかったしぃ
(T_T)(T_T)(T_T)