」「なんで？」
「ひとがイッパイいるでしょ？」
「うん」
「だからね、ようちえんイヤやねん」
「だからね、ひとがイッパイいないようちえんがイイねん・・・・」
「人がイッパイいたら、おともだちイッパイできるよ」
「おともだち出来ひんねん・・・イッパイいるから出来ひんねん・・」
「大丈夫
毎日あそんでたら、もうすぐ出来るよ
」「でも・・・ボク無理～・・・
」大人でも、新しい職場とか環境で、自分のポジションを見つけるまでは、とってもシンドイもの。
きっと、たくさんの子供たちが居て、先生もたくさんで、とっても広くて大きい世界に戸惑ってるんだね
知らない子や知らない先生の中で、自分は何でどう遊んだらイイのか。
何か伝えたい時、誰に言えばイイのか。
頑張って話してみても、まだまだ言葉も下手だし、伝わらない事・理解してもらえない事、たくさんあるんだろうな・・
同じ幼稚園に通う１つ上の学年の従姉妹の事を、ここ数日、すごく求めているのがわかります
同じバス
に乗っているのだけど、従姉妹が毎日、自分のお友達と座っていて、ボクの隣じゃないことが、少し寂しくなったみたい「どうして、Ｓ美はボクの隣に居ないの？」
「Ｓ美はお友達と乗ってるの。りっくんも誰かお友達と座ってるんやろ？」
「ボク、おともだちじゃない・・・ボク、寂しくなる・・」
「よし
じゃあ、Ｓ美にリクと座ってあげてって言うといたげるしな」とパパに言われて、満面の笑み
でした。今は、新入生皆、頑張り所
ただ、グズって甘えて、行きたくないと泣いていた保育室の頃と比べて、
本人が、自分なりに幼稚園という場所を
（辛くても毎日行かなければダメな所
）（大きくなって幼稚園に入ったんだから頑張らないと
）と理解して、頑張ろうとしている姿に心打たれつつ、
本当に、本当に、早く自分の意思が上手く伝わって、
通じ合えるお友達が出来て、先生とも仲良くなって、
本人にとって楽しい場所
に変わってくれれば・・と、願うばかりです