NHK連続テレビ小説「なつぞら」は
ゆったりと時間が流れていて
穏やかで、静かで最高のドラマです。
最近、ガチャガチャ、ギャーギャーと
やかましい番組が多いので、
こういうドラマは、本当にホッとします。
草刈正雄さんの労働に関する台詞に
なぜか涙腺が崩壊してしまいました。
9歳の主人公「なつ」に語るシーンです。
ちゃんと働けば
必ずいつか報われる日が来る。
報われなければ
働き方が悪いか
働かせる者が悪いんだ。
そんなとこは、とっとと逃げ出しゃいいんだ。
だが一番悪いのは
人が何とかしてくれると思って生きることじゃ。
人は人を当てにする者を助けたりはせん。
逆に自分の力を信じて働いていれば
きっと誰かが助けてくれるもんじゃ。
お前はこの数日、本当によく働いた。
そのアイスクリームは、お前の力で得たものだ。
お前なら、大丈夫だ。
だから、もう無理に笑うことはない。
謝ることもない。
お前は、堂々としてろ。
堂々とここで生きろ。
いいな。
私の両親は、
不器用だったけれど
本当に勤勉で働き者でした。
そんな両親の背中を見て私は育ちました。
だから、労働こそが最上の美徳だと学びました。
今でも、そう信じています。