本日、1月15日(日)、暦日会様
から
是非よろしくお願い致します。
タイトル 「折れない心」のつくり方
講演の要点
もともと物理学用語として使われていた
「レジリエンス」だが、 最近では
ストレス状態を元に戻す精神的復元力
=心の自然治癒力として使用されているという。
「回復だけでなく、あきらめがちな気持を
一歩前に押し出す力」としても用いられているとした。
そのレジリエンスを強めるとはどういうことか。
内田氏によると「知識を増やすのではなく
物事に対する視点を増やすこと」が第一。
つまり一つの事象を色々な角度からみて、
今までとは違った解釈をすることを意味する。
内田氏は「レジリエンスを弱める考え方のクセ」を
7パターン列挙することによって
逆にレジリエンスを強める心のありようを説く。
否定的な側面を拡大するとストレスをため込むことになる。
反対に「良い面」に目を向ければストレスから解放される。
また「完璧主義にこだわらず最善主義に改める」ことなど。
さらに「当然」「べき」「ねばならない」といった見方を改めて
「自分の常識は世間一般の常識とは異なるかもしれない」と
自分の従来の考え方に疑問を投げかけることも大切という。
「結論の飛躍(過度の失望、過度の期待)に走らない」こと、
「他者評価を全面的に受け入れない」こと。
そして「劣等比較に陥らない」ことも大切であると説く。
他人のある一面だけを見て劣等感を持たず、
自分を冷静に振り返って「自分軸を持つ」ことの重要性を力説した。
ストレス社会の現代、この講演を参考に
心の自然治癒力を高めていただければ幸いです。