スミセイベストブック 2017年2月号 | SYP友の会

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ご想像通りというか、ご想像以上に更新は不定期です。                                 ちょっとした暇つぶしにお読みいただければ嬉しいです。


知る楽しみ、変わる喜び、
スミセイベストブック


2017年2月号の「今月の12冊」
『レジリエンス入門』
3ページにわたって紹介されました。




「スミセイ ベストブック」は、
中小企業オーナーや大手企業役職者を対象に、
最近の話題書を詳細に紹介し、
多忙な読者の方々に役立てていただくことを
目的とした“本の情報誌”です。


創刊:1985年
発行元:住友生命保険相互会社
発行部数:8万部
仕様: B5判2色全60ページ
配布対象:住友生命法人契約者、住友生命取引先
入手方法:担当営業職員による配布
編集委員:6名
阿刀田高(作家)、川本三郎(作家)、津村記久子(作家)
土井善晴(料理研究家)、唯川恵(作家)


驚くほど丁寧に読み込んでいただき
とても良くまとめていただきました。
感謝感謝です。




冒頭部分のみですが、ご紹介させていただきます。


高ストレス社会を背景に
注目される「レジリエンス」

 

 家庭や学校、職場、友人関係あ
らゆる場面において、いまやスト
レスと無縁の生活など、子どもも
高齢者でも考えにくいのではない
だろうか。現代ほどテクノロジー
が高度に発達し、便利で快適な生
活を実現している時代はないが、
これほどストレスに溢れた社会は
過去になかっただろう。
 そんな中、注目されているのが
「レジリエンス」だ。ここ数年、
テレビや新聞などのメディアに登
場する機会が増えてきた言葉だが、
もともとは「ストレス」と同様、
物理学用語で、ストレスが「外圧
による歪み」という意味であるの
に対し、レジリエンスは「その歪
みを跳ね返す力」として使われて
いる。それが転じて、心理学用語
では「精神回復力」「復元力」「心
の弾力性」などと訳されている。
 本書では、レジリエンスを「目
の前の逆境やトラブルを乗り越え
たり、強いストレスに対処するこ
とができる精神力」とし、その鍛
え方を分かりやすく説く。
 著者は現在、人材育成コンサル
タントとして社員研修や講演、社
会人向けのカウンセリングなどを
行っている内田和俊氏。以前は英
語塾の経営や予備校講師をしてい
たことから、小中学生、高校生、
浪人生のメンタル面でのサポート
もしていたという。そうした体験
から、著者は、レジリエンスは特
別な能力などではなく、自然治癒
力や筋肉のように誰にも備わって
いるもので、正しい鍛え方をすれ
ば高められるものだと強調する。
 私は個人的には、レジリエン
スを「心の自然治癒力」と表現
することが好きです。
 その理由は、一部の人だけが
持っている何か特別な力ではな
く、もともと誰にでも備わって
いる身近なものだからです。



住友生命様、本当にありがとうございます。