マー君の言葉マネジメント力 | SYP友の会

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ご想像通りというか、ご想像以上に更新は不定期です。                                 ちょっとした暇つぶしにお読みいただければ嬉しいです。


ヤンキースの田中将大投手が、7月23日(日本時間24日)の
オリオールズ戦に先発し、7回2/3を5安打3失点。
無四球で7奪三振。チームは9―3の快勝で同一カード3連勝を飾り、
田中選手も自身3連勝となる今季7勝目(3敗)を挙げました。


日本投手最速となるメジャー33試合目で通算20勝に到達です。


以前から田中投手は、もともとの身体能力にくわえ
自己管理能力が極めて高い人だなと思っていたのですが、
言葉に関しても、しっかりと意識して使っていることを知り
すべてにおいて超一流なんだなと改めて強く思い知らされました。


下、インタビューの一部です。


Q:チームが3連勝中で、「止めてはいけない」という意識はあったか?


田中選手:止めてはいけない、というのはマイナス思考なので。
       自分も続いていくんだ、という気持ちでした。
       同じ地区の相手だったので、
       しっかりと勝っておきたいという気持ちはありました。



否定語を含む表現(言葉)の約半分は
肯定語への言い換えが可能です。


研修や拙書の中でもご紹介していますが
日頃から言葉にも意識を向けるだけで
私たちの人生すら変えることができます。


ちょっとした言葉グセを直すだけで、あなたの人生は変えられる!/東洋経済新報社


特に否定的な表現を使う前には必ず
「もし肯定的な言葉に言いかえられるとしたら、
どんな表現ができるだろうか」

考える習慣を身につけてください。

スポーツ選手にとっての「言葉」は
自身のメンタルとパフォーマンスに直結します。
浅田真央さんの「ノーミス」より
村上佳菜子さんの「パーフェクト」の方が
自分に対する言葉がけとして、はるかに効果的です


また親の言葉はお子さんに対して

教師の言葉は生徒に対して
先輩の言葉は後輩に対して
上司の言葉は部下に対して
発言者本人が思っている以上に強い影響を与えています。


言葉は他の行動と比較しても
意識さえしていれば容易に変えることができます。


改めて言葉の持つ力を再認識し

言葉に意識を向けてみませんか。




( ブログの内容とは全く関係ありませんが
写真は病み上がりの「福」ちゃんです )