出産以降、つまりこの30数年間、歯科治療を除いて私が病院にお世話になったのは10回に満たないと思う。なので、日本の医療保険制度の恩恵に預かる事はそれほどなかったと言える。


なのに、今回の手術と入院により一気に「元を取って」しまった。


こんなに手厚い医療をこんなに安価で受けられるなんて、なんと有り難い事だろうか。



この通知を見て、本当に申し訳ない気持ちになった。命に関わる病気ではないのに、大勢のスタッフさんのケアを受け、高度な治療を施され、快適な入院生活を送らせてもらった。


私は(高齢者だからといって、この先無為に生きていくわけにはいかない。少しでも世の中の役に立つ事をして恩返しをしなくては)と思った。根が真面目なものでニヤリ


ラトケ嚢胞について書いたのもその為だ。どなたかお一人にでも役立てて貰えたらいいなと思う。