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左から、小麦粉を100g、90g、80g、60g使って作ったコッペパン。

昭和25年頃、パン、ミルク、おかずの揃った“完全給食”が始まったころは、小麦粉を100g使った、大きなコッペパンが一般的でした。

当時の給食はおかずの種類が少なく、内容も乏しいものが多々見られました。そのため、必要なカロリーを取るためにも、小麦粉をたくさん使った大きなパンは重要でした。

その後、徐々に90g、80g…と小さくなっていき、それに伴いおかずも豊かな内容になっていきました。

現在では60gの小麦粉を使ったコッペパンが多く作られているようですが、昔と比べて半分程度も小さくなっています。

家庭の食生活でも米の消費量が減り、かつての主食型から副食型へと変わっていきましたが、学校給食においても似たような変化が見られました。

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