食事で余命ゼロのがんから脱却した奇跡のシェフ | 昭和の鬼平が物申す

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鬼平が平成の世相を斬る

フレンチシェフの神尾哲男さんは今から14年前に末期がんで余命ゼロを宣告されながら、今でも元気に働いている。なぜ、末期がんを宣告されながら14年も生きながらえているのか? その答えが「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事」の中で明らかにされている。

 

神尾シェフが末期がんを宣告されて、食の仕事に携わる自分を見つめ直し、料理でがんを治すことを思いつく。

 

その過程で、調味料をすべて変える。旬の食材は皮まで食べる。昔の日本食をヒントに辿りついたのが命の食事法だった。

14年間も生きていることに、医者からは「生きているのが信じられない」と驚かれると共に、死なずにずっと生き続けているので、"奇跡のシェフ"とも呼ばれている。

シェフが頼ったのは、生きるエネルギーの源、「食」の持つパワーだった。人の体は、その人が食べたもので出来ている。そして、身体の大部分の細胞は、それぞれ一定の期間ごとに新陳代謝を繰り返している。

 

ならば食事の徹底的な改善が、自分の体のがん細胞の勢いをそぐ一方で、健全な他の細胞たちを元気づけ、命の日延べにつながる可能性もあるのではないか、と考えそれを実践した。
 

食事で命のリセットができることを実証した。