病院通いしなくてもすむように今日からできることが「1日3食をやめなさい!」(内海聡著)だ。
医師でもある著者は、老化と万病を引き起こす「食べ過ぎ」。さらにカロリーオーバーで栄養不足=「隠れ栄養失調」が追い打ちをかける、と指摘する。
例えば、ちまたの「健康常識」「食の常識」はウソにもまみれている、という。
当たり前のように言われている「1日3食」は、老化を促進し、さまざまな病気を引き起こしているというのだから驚きだ。
しかも、普通に食べてもカロリーオーバー。そしてカロリー的には「食べ過ぎ」でありながら栄養は足りていない。つまり、現代人は「重大な栄養失調」に蝕まれつつある、という。
まずは、「1日3食」をやめてみる。そのうえで、何を体に入れるべきかを考える。
曰く、「人間の体は基本、飢えに対応できるようにできている」「健康になりたければ、体に悪いものを取り入れないこと」「空腹を感じ、活動してから食え」「食の消化は体にとって、しんどいこと(老化促進)である」
飽食の今の時代だからこそ必要な、健康で長生きするために知っておきたい「食べ物」の話が分かりやすくシンプルにまとめられている。