Windows Storage Server 2008 のインストール後、画面上には「初期構成タスク」という画面が表示される。
この画面に表示されている設定項目を点検することで、必要最低限のサーバー構築作業が完了する。

というわけで、上から順に点検していく。

まずは、「タイムゾーンの設定」。これについては、この画面を見た最初の段階で「タイムゾーン:  GMT +09:00 大阪、札幌、東京」となっており、とくに設定を行う必要はなかった。恐らく、インストールの初期段階 で、 「Time and currency format」に「Japanese」を選択していた為だろう。

次が、「ネットワークの構成」。
これは、未設定の状態だと、「Local Area Connection:  IPv4 アドレス (DHCP により割り当て), IPv6 (有効)」となっている。
※「DHCP」というのは、Dynamic Host Configuration Protocol の略で、簡単に言えば、同じLANケーブルで繋がったコンピュータ同士に自動的に、一時的に、定められた範囲内で IPアドレスを自動割当てする仕組みのこと。DHCP を有効にした上で利用するには、通常、その線で繋がった機器の中に「DHCP サーバー」の役割を果たす機器を紛れ込ませておく必要がある。
ちなみに、家庭でのインターネット接続使われるブロードバンド・ルーターや、無線LANルーターといった製品には、このDHCPサーバーの機能が備わっている。

今回は、この「ネットワークの構成」を見直す。
DHCP でIPアドレスを割り当てるのは、サーバーとしての利用では好ましくないので、固定の IPアドレスを割り当てる。


設定手順

1. まずは、「初期構成タスク」画面の「ネットワークの構成」を、クリックする。
しょうたのブログ-WSS2008-IPv401

2. 「ネットワーク接続」画面が開いたら、Local Area Connection を選択して右クリックし、開いたメニューの中から「プロパティ」を選択する。
しょうたのブログ-WSS2008-IPv402
※完全な日本語版だと「ローカル エリア接続」となるところだが、後からランゲージパックを適用した場合は「Local Area Connection」となっている。「名前の変更」を選択し、自分で編集して日本語にすることは可能。

3. 「Local Area Connectionのプロパティ」画面が表示されたら、「インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6)」のチェックを外す。
しょうたのブログ-WSS2008-IPv403

4. 「インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」ボタンをクリックする。
しょうたのブログ-WSS2008-IPv404

5. 「インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)のプロパティ」画面が表示されたら、「次の IP アドレスを使う」を選択し、IP アドレス、サブネット マスク、デフォルト ゲートウェイ、優先 DNS サーバーをそれぞれ設定し、「OK」ボタンをクリックする。
しょうたのブログ-WSS2008-IPv405
※ここでは、「クラスC:192.168.0.0~192.168.255.255」を定義。
(DNSサーバーは、暫定的にデフォルト ゲートウェイとなるルーターのIPアドレスを指定した。現在構築中の環境は、DNSサーバーにもなる予定で、最終的には 127.0.0.1 が設定される。)

参考: Lenovo IPアドレスの決め方 - Japan

6. 「Local Area Connectionのプロパティ」画面に戻り、「閉じる」ボタンをクリックする。
しょうたのブログ-WSS2008-IPv406

以上の設定により、自宅LAN内において、固定 IPアドレス「192.168.0.1」が割り当てられる。

7. 念のため、同一ネットワーク内の他のPCから、ping コマンドで、正しく応答するか確認。
しょうたのブログ-WSS2008-IPv407

…「192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=128」のように表示されれば、OK。
  「192.168.0.1 からの応答: 宛先ホストに到達できません。」のように表示される場合は、NG。


以上。