皆様こんにちは。
今日はすっかり寝坊してしまった、
愚痴聞きカウンセラー作家の、心笑亭 杉のです。
さて。
昨日の記事では、今、巷で大賑わいを見せる、
「東京都議会ヤジ問題」には、杉の、そう触れることもなく、
ツイッターでツルッと、口を滑らす程度で終わらせたのだけど、
そのツイッターと連携させてるフェイスブックの方で、
杉の不在ながらも、あの、杉のブログ三匹のオッサン…ならず、 『三匹のおばちゃん』たちが、
語るわ、語るわ、ってか、その問題に対してのコメントはほとんどなく、ひたすら、超一流、縁側の井戸端会議を展開するという自体が。
それを受けて、そのコメント通知が来るYahooメールの方が、そのお三方のコメント通知で満杯になる、という事件勃発。
恐るべし…ただ、恐るべし。
一方、昨日の杉ののブログではご満足いただけなかったのか、それとも、「杉の、スルーしてんじゃねえよ」と言わんばかりか、ある読者様から、
「この問題に対して、杉のはどう思ってるか、記事にして欲しい」
というリクエストが……。
とは言ってもね、
杉の、そのヤジ問題に関しては、皆様がお考えの以上のことをとくに感じているわけでもなく、
そのヤジを飛ばした議員や、それを聞いて笑っていたアホどもに対して、「コイツら、どもならんな」、程度の怒りしかなく。
制裁(?)などに関しては、もう、あの「三匹のおばちゃん」たちにお任せしようと思っている。
あのおばちゃんたちなら、なんかやってくれるのではないだろうか……。
ただ。
この杉のだ。
この、いちゃもん・屁理屈こかせば右に出るものがいないとされる杉ののことである。
なにかしら、胸の中を沸々とさせているに違いないのだ。
それを語ろうではないか。
語らんでもええ?
語らせなさい。
………。
スミマセン。語らせてください。
いや、あのね、
杉のは、この「ヤジ」問題は、そのおバカ議員たちの無能さ以外に、
原因となる、大きな問題が背景にあると思ってるのだ。
そして、このおバカ議員が放った言葉は、単なる「おバカな発言」ではなく、
むしろ、国民の声の一つでもあると思うのだ。
実際、
この「少子化問題」に対して発言する、歴代担当相や女性議員たちを見て、
正直なところ、
「それなら、そんな発言してないで、結婚しなさいよ」
「議員なんてやってないで、子作りしたらいいのに……」
などといった気持ちになったことはないだろうか?
杉のは正直ある。
最低、と言われようが、正直杉のはそう思うことがある。
とくに、忘れもしないあの、「女性は産む機械だ」発言で世間を賑わしたとき、
その「アホな議員」に抗議しようと、その議員室に詰め寄った10人近くの女性メンバーを見て、
「そんなアホな議員に詰め寄ってる時間があれば、子作りして少子化対策に貢献しなさいよ」と、思っていた。
しかしね。
これって、決して、他の女性に対しても同じことを思うってのではなく、
「少子化、少子化」と、声を高らかにして訴えている女性議員たちをみていると、つい、そう思うってことなのだ。
これさ、
少子化問題の担当って、どうして女性ばかりなのか、と思うことはない?
杉のは、それが一番の問題だと思っているのだ。
歴代の担当相を見ても、ほぼ、女性ばかりなのだ。
そしてその担当委員(?)も、
子供を産んだことのない若手議員。
結婚もせず、政治の世界にどっぷり使ってる人。
子育てよりも、国育てに邁進している人。
そんな女性たちがほとんどなのだ。
男性もいるのだろうけど、杉のはその男性議員がなにやら発言しているのを見たことがない。
つうか、あんまり議会なんて見る機会はないけどな。
その女性議員が、産まない、結婚しない理由はともかくとして、
そういう、「少子化問題」のターゲットになってしまうかもしれない女性ばかりが、
そのような任務につかされている以上、
こういった、ヤジで傷つく女性議員が出るのも簡単に想像できるではないか。
そして、
この「少子化担当は女性議員に任せておけばよい」
と言わんばかりのこの体制からも、
「少子化対策」=「女性の問題」
と、国自体が捉えている証拠でもある。
だから、こんなアホなヤジが生まれるのだ。
少子化って、女性だけの問題ではないでしょ。
子供を産み育てるって、
女性だけの務めではないでしょ。
そんなことを議員自体が理解していないくせに、
こんな低レベルのヤジで笑っているアホどもがふんぞり返っているのだ。
結婚しない人。
といっても、
結婚したくてもできない人。
結婚するつもりなんていない人。
様々だ。
子供を産まない人。
これも、
産みたくても、産めない人。
子供産みたいと思っていない人。
理由は、一つじゃない。
その人たちなりの理由があるのだ。
だから、
この人たちを、少子化問題の解決のカギにすることは完全にお門違いだ。
そして、この
「少子化問題」を前に、
心を痛めてるのは、なにも、実際子供を生んでいない女性ばかりではない。
シングルマザーたちがそうであるように、
産める身体であっても、
産めない状況にいる人たちも、同じように心を痛めている。
少子化問題の解決を担っているのは、
現に、
今、子供を育てている家庭なのだ。
一人、二人産んで終わるんではなくて、
もっと産んでください、という働きかけしか、
この少子化問題は解決できないと、杉のは思っている。
そのために、
国ができることに集中して欲しい。
実際、「子ども手当」や、「高校の無償化」など、いろんな対策を足がかりに、
お金のかからない教育のあり方や、
貧困の格差を取り払うすべを、今、国は試行錯誤しながら推し進めているわけで。
それらに、全力で邁進して欲しいと思う。
また、子供たちが住みやすい街づくり。
親が、安心できる、安全な街づくり。
国だけではなく、地域で取り組めることもいっぱいある。
それらを、今、担当になったお偉いさんたちは、必死に頑張ってやってくれてるんだもんね。
それなのに、こんなヤジで、水を差すようなことややめてほしいよね。
だからこそ、できるならば、その少子化対策担当相や委員は、
どうも、子育てに興味を持っていない女性議員ではなく、
子供を何人も育てあげたおっちゃん,おばちゃん議員。
それか、おもいきって、民間から、10人ぐらい産み育てた肝っ玉かあちゃんというのはどうだろうか。
10人じゃなくても、実際、3人、4人と産み育てている現役お父さん、お母さんはいっぱいいらっしゃるではないか。
そういう方たちの声をもっと、尊重すればいいと思う。
そして、
その中で育った子供たちに、もっともっと、スポットを当てるべきだと思う。
それなら、誰から非難されることなく、
堂々と、「少子化問題」に、立ち向かってもらえると思う。
そして、
お金をかけなくても、こんなに素晴らしい子育てはできるよ、と、
大家族の中でしか生まれない幸せがあるんだよ、と、
声を大にして、
「お金がかかるからこれ以上は育てられない」
と、この「少子化、少子化」と言われるたびに、心をチクッとさせてるお父さん、お母さん方に、
明るい未来を見せてあげてほしいな、と思っている。
と、、そうそうにシングルマザーになり、子作り貢献を放棄した杉のが言ってみた。
なお、
この記事により、不快な思いをされた方がいらしたとしたら、小心者杉の、素直に、心よりお詫び申し上げます。