背番号を貰えなかった男の最後の出番。 | 心笑亭 杉のの笑いの空間

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皆様こんにちは。

昨日のジョギングが祟り、

完全全身筋肉痛の、

カウンセラー作家の心笑亭 杉のです。



さて、

あれは、夏のこと。

この記事を覚えているだろうか。


息子の夢が散った時。



そう、杉のの息子、優が、甲子園を目指す最後の大会で、なんと、彼の野球人生初「ベンチ外宣告」をされた話。

これには、杉の家だけにとどまらず、大勢(?)の方々のお涙を誘ったことだろう。←推測。


とゆうより、この、「最後の美味しいところを持っていけない男」として、すっかり定着しつつもあるこの男。



小学校の最後の県大会の時は、それまでエースとして君臨していたものの、最後の試合前、なんと下痢に見舞われトイレに駆け込んだあまり、プレーボールの瞬間に、まだ、トイレにいたという伝説もある。

また、中学の時も。

野球部主将として、唯一優勝を果たした大会のチーム写真。

本当なら、彼は、チームの一番前で堂々と賞状を持って写っている写真が新聞に掲載される予定だったのが、なぜか、そのカメラマンが、チームの主将を、チーム一のイケメンと間違え、息子は、そのど真ん中に居座るイケメンの横で、ひっそり賞状を持って小さくなって写っていたという逸話さえあるのだ。


その男が。



ついに、この高校卒業を目の前にして、その「美味しいところ」を存分に味わえる時がやってきた。


それは、彼がこの高校三年間、一度も欠席、遅刻、早退をしなかったという、偉業を成し遂げたことにある。

その、皆勤賞を成し遂げたのは、息子だけでなく、他にも何人もいるのだけど、その、皆勤賞を校長から代表で受け取る大任に、なんとこの息子が大抜擢されてしまったのだ。



しかも、担任いわく、その代表を決める職員会議では、満場一致で、息子に決まったというではないか。




なんだなんだ?

コイツはここにきて、その大輪の花を開かせることになるのか?



と、杉の、ちょっぴり、鼻の穴を全開にして、喜びに浸っている次第。




まあね、

こいつにしてみれば、いろいろあったと思うよ。

母親にはいえない悩みも、辛さも、あったと思うよ。

反抗期という反抗期を迎えていないコイツは、

いろんな思いを胸に抱えていると思うよ。

父親のいない辛さを、姉ちゃんよりも、深く心に感じていることもわかっている。


その思いを、いつか、爆発させなさい。

母は、それを受け止める覚悟だけはちゃんと持っている。

そして、その爆発が、どんなものであっても、

その先の君の未来は、とんでもなく、広がっていることも知っている。



だから、この、皆勤賞、胸を張って堂々ともらってきなさい!





と、杉の、その卒業式で彼の晴れ姿を目にすることを、涙を浮かべて想像したりなんかして。



「どうしよう!オカンそんなん見たら、ただの号泣だけじゃおさまらんっ」


なのに、息子ったら。



「大丈夫や、オカンはそれ見んでもええ」


「なんで見るわさ?オカン、卒業式いくで?」


「来たらええけどよ。そやけど、それは見れん」




なんでよ。

どうゆーことだ。

皆勤賞つうのは、親子で授賞してもいいぐらいのすんばらしいモノじゃないのか。

それを、代表の母が見れないってどうゆこと?

その受賞では、母親である杉のも、

他の親御さんたちから、羨望の眼差しで見つめられるべきその授賞式。

ったく、まったくわけがわからない。


すると。

息子が一言。









「だって、皆勤賞の授賞式は、予行練習の日やから!親なんて誰もおらん」








へ?







確かに。

高校の皆勤賞なんて、正直、親の貢献度は、ほぼゼロに近いよね。

それによく考えてみれば、杉の、三年間文句タラタラ弁当作った記憶しかない。




つうより、やっぱりこいつ。





その授賞式、

卒業式本番じゃなくて、予行練習の日って・・・・・・










……( ´艸`)ぷっ







最後のおいしいところは、まだまだお預けのようだ。
















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