おはようございます。
皆様。
ただいま、
『仲間意識 ③』
を書き上げてみましたが、
すぎの冷静になって考えてみれば、
これちとやばいか?
的な記事になってしまいましたので、
これを公開すべきか、
もしくは、葬るべきか、
それでも
せっかく書き上げたので、
アメンバー記事にしてみようかと、
ただいま思案中でございます。
そして、それは、何げに、
第3期、アメンバー募集!
ということでもあって。←目的はそこか?
いや~まじ、どうしよっかな!
てなことで、今日は、とりあえず、過去記事から、
おもしろ記事を探してみましたよ。
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『かがり縫いを検索した女』
夜、部屋でまったりしていると、おバカ息子優からメールが。
同じうちの中にいるのにメールで会話なんて、なんとも寂しい話ではあるが、面倒くさがり杉の家では、いたって普通の風景である。
どうせ、明日も練習試合。
また、弁当か…と、思わず、苦虫噛んだような顔で携帯を見つめる杉の。
どうせ「明日も起こしてな」ぐらいのメールだろうと開いてみると。
『ユニフォーム破けてるし縫って』
はあ?
な。
な。
なんですと?
ここにきて、とんでもない依頼である。
自慢ではないがこの杉の。
裁縫がまったくできない知恵遅れ47歳。
中学までの家庭科制作は、涙を流しながら、バーバに手助けを受けてなんとか提出。
高校での家庭科では、学校初の家庭科で赤点を取った女子高生。
それでも、子供を授かり、保育園や学校に持っていく巾着やら手提げバックなんかは、ミシンという画期的なアイテムを使い、図工感覚でやり遂げたものの。
毎回、針まで糸をおろしてくるだけで、小一時間を要していた。
そのうえ、
ミシンが使えない体操服や、ユニフォームのゼッケンには、いつも小さな赤いシミがついてしまう。
そう。
見事なまでに針で指を刺す女。
杉の、大ピンチである。
つったって、そのオタクのおバカ息子優くん?小さい時からソフトボールやら、野球をずっとやってるんでしょ?
なら、継ぎあてぐらい経験してるでしょ?
はい。
したことありません。
まじで、したことがない。
これには理由がある。
だって、今はそんなことしなくても、ヒザあてパットなる、画期的な小物があるのだもの。
つってもそのヒザあてパットをアイロンで貼りつける前の、破けてる箇所の処置つうものがあるよね。
そうだよね。
だけどそれはね。
なんと、掃除や料理は全くしようともしないバーバが、かわいいかわいい孫の優のことならと、いつもちょちょいと、知らない間にやってるんだから仕方ない。
したがって、最初から諦めている優は、そんなときは、間違いなくバーバに頼みやがるんだもの。
つっうことである。
それは仕方ないやね。
それが、今日は、バーバがすっかりご就寝されたあとの優からの依頼。
しかも、誤魔化せるはずの、いつもなら予備で置いてある、そのヒザあてパットも切らしている。
もう一枚あるはずのユニフォームは、実は前から穴があいたまま放置状態。
もう、夜の11時。
店も空いてなければ、弟の嫁に頼みに行くのも失礼な時間。
ヤバすぎる。
緊急事態発生である。
しかーし。
仕方ない。
と、杉の。
針と糸を持って…、
とりあえずパソコンで『継ぎあての仕方』検索。
その後、その指示通り、『かがり縫い』の検索。
ふむふむ。
なるほど。
やってやろうじゃないの。
なんかわからんけど、やってやるぜ!
と、改めて針に糸を通し、久しぶりに戦う女モード突入。
まるで、バレーの試合の前の杉のである。
つうか、これほどまでに、針と糸を持って目を血走らせる女をかつて見たことはない。
その結果は。
画像アップでお届けしたいと思う。
とりあえず、ひざ当てパット購入前の、前処理完成つうことで。
汚いのは、しょうがないからね。洗っても洗っても、
落ちないんだからね。
それではどうぞ。
すぎの。
嫁にいけますか?
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