今、暴く。すぎのの正体。 | 心笑亭 杉のの笑いの空間

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皆様、こんにちは


心理カウンセラーの 自称 ねずみ小僧  心笑亭 杉の です。



昨日、執筆の過程で過去を振り返り過ぎた結果、思わぬダークな森を彷徨うことになり、ひっさびさにちょっぴり涙目になっていた可愛い自分


だけど、みなさんの暖かいコメントや、メッセージに付けられた(笑)に囲まれて、まじ回復してしまった恐るべし回復力。



そして、あらたに感じた


恐るべし文章力。

恐るべし、ネット交流。









どんだけリアル愛に飢えてんだって話である。




そこで、今日は、気分を変える意味でも、ある爆笑記事をお届けしたいと思う。


そしてこれは、あまりにもここ最近、心笑亭 杉のとして、人間味溢れた自分(?)ばかりを強調していたことも反省し、先日からのイメージ操作計画にも乗っ取り、過去記事から、また、恐るべし冷淡なすぎのの正体を暴いてやろうと思う。




それではお楽しみくださいな。





■□■□■□■□■□





今日高校の同級生から連絡があった。
ちなみにその同級生はNとしておこう。

実は、県外の某有名私立校を卒業しているすぎのは、正直、その頃の友達と今は誰一人として交流していない。

みんな卒業して全国いたるところに散らばっていることも理由だろうし、結婚して全く違う人生を送っていることも理由の一つにはなるだろうけど、それにしても、普通なら年賀状の一枚も出し続ける友人がいてもおかしくないではないか。

別に高校時代にいい思い出がないとか、友達のいないジミーな女子だったとか、そんなわけでもなく、どちらかといえば、小説の一つも描けそうなほどの、ラブリーな、またまたさわやかチックな思い出が山ほどあるすぎのだ。


それなのに、


自慢じゃないけど、すぎのはそういうことには無頓着で、ほんと、常に、会って話せる友達だけが友人と呼べる存在なのだ。


以外に冷たい。



いやいやいやいや・・・




今を大切に生きる女……




と、でも言っておこう。


もちろん、そんな訳で、すぎのの携帯番号を知っている者が高校の同級生にいるはずがないのだが、それなのに、あーそれなのに、その同級生Nは、どういう経路で、すぎのの携帯番号を知りえたのか?


とにかく、それは執念としか言いようがない。



その経路とは。



まずその同級生Nは、最初、すぎのが所属していたバレー部のコーチに連絡をとったのだ。



すぎの=バレーのコーチ



このあたりで、すぎのがどんな高校生活を送っていたのかすぐにばれてしまう。

なんと、当時バレー部のコーチだった先生は、今もその高校のバレー部の顧問をしているらしい。そんなことすら、すぎのは全く知らなかった。


案の定すぐに、実家の電話番号をゲットしたらしい。


しかしだ。


うちの実家の電話番号はただいま休止中で使われていない。みんな携帯をもっているからと、早々に休止してしまった、風変りな実家なのだ。

残念な家族……、そして残念な謎の同級生N。


そんなわけで、

『現在使われておりません』

のアナウンスを聞いて、Nはコーチに再度泣きついたらしい。

そして、なんと実家の父親の元職場の番号を聞き出したのだ。


コーチはすぎのの結婚式に参列してくれているので、父親とも面識がある。職場の連絡先を知っていてもおかしくはないが、定年を迎えてからもう十年以上経っている職場で、ついに同級生Nはすぎのの父親の携帯番号を取得してしまったのだ。


そして、昼間すぎのの携帯がなった。

父親、ジージからだ。


『すぎのの同級生の西村かおり(仮名)さんから夜電話あるぞ。同窓会の連絡らしい。ワシの会社にまで電話をしたみたいやぞ』


しかし、





誰?


西村かおり(仮名)?



正直まったく記憶がなかった。

しかも、その時点では、「なぜジージの会社?」

と、まったくもって意味不明な、謎の同級生Nである。



バレー部の仲間ではないことだけはわかっている。
それだけは自信があるのだ。
つうか、それは当たり前だ。
バレー部の仲間さえ忘れていたとしたら、それはあまりにも残念すぎるではないだろうか。
だけど、バレー部の仲間とは言え、フルネームには自信がない。


――まあ、電話で話せば思い出すか?

そこまでして、消息不明となっている自分を探してくれたお人だ。
さぞかし仲良くしていたのだろう。


と、迎えた夜。


「すぎの!かおりやで!西村かおり!久しぶり元気?バレーはまだやってんの?コーチが会いたがってたで」


「わ~かおりぃ!あたしは元気やで!かおりは元気やった?コーチに『まだバレーやってる』っていっておいて」


なんて、あまりにもフレンドリーな電話での再会に、思わず、フレンドリーに返事をするすぎの。

昼間、「誰それ?」と、おもくそ怪しんでいた自分が嘘のようである。



恐るべし青春時代。



その青春時代を思い出すかのように、かおり(仮名)が笑いながらすぎのの携帯番号ゲット大作戦を自慢げに話すのを、


まじぃ!!


ほんまにい?


なんて、感嘆符連呼であいづちをかまし続ける。


いっても何十年たっても二人は仲良し女子高生なのだ。

そんなことは当たり前である。


しめくくりは、


「同窓会の案内送るし絶対来てや」


「わかった!仕事休みとるわ」


「すぎのに会えるの楽しみにしとくし」


「あたしもかおりの会うの楽しみやわ」


「じゃあね」


「うん、わざわざありがとな!」



まるで、毎年1度は会っている友人同士だ。


いくら空白の時間が長くても、青春というものは決して色あせたりしないのだろう。


そうやって、別れを惜しむように電話を切ったすぎの。







しかし。







結局。








最後まで、その同級生N・・・西村かおり(仮名)が、一体誰なのかわからなかった。




■□■□■□■□■□






ちなみに、その同窓会にはあいにく参加できなかったすぎのは、それでもそれをきっかけに数人とは親交を取り戻しましたとさ。

いや、まじでその西村かおりのことも思い出したし。

実は、スッゲー仲良かったし!(爆)

クラスが違ったんだよね。

だから、思い出せなかったんだよね。

ただそれだけなんだよね。




(;^_^A







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