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【哀しい浮遊霊】

~世にも奇妙なお話・短編集『パソコンの中のドア』より~

 

人間のもっとも重い罪は、一番大切にしなければならないはずの自分の

命を奪うこと、すなわち自〇です。

この物語の主人公は、そんなもっとも罪深い過ちを犯してしまいました。

しかし、途方もなく続く長い死後の世界の中で、主人公は、

愛しい存在と出会います。

自身の魂を削りながら、一分の見返りもない無償の愛を注ぎ続けた

主人公の魂が行きついた先は?

この小説を、2時間ドラマでじっくりと味わうなら……

というわけで、妄想キャスティングしてみました!
 

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まずは【哀しい浮遊霊】の気になるあらすじをご紹介しますね。

主人公の翔太は、とあるホテルの一室に縛られた地縛霊です。
そう、翔太は生前、この部屋で自〇を図ったのです。

翔太は、自〇の罪を償うため、1000年この場所に留まる覚悟を決めていました。

しかし翔太は、亡くした美しい妻と瓜二つの顔の女性・美佐子と

出会ってしまいます。

美佐子は新婚でしたが、翔太の目には不安要素が多く、放っとけません。

翔太は己の存在を削ってでも、彼女を守りたいと思うようになるのですが…。

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ここで、妄想キャスティング!

主人公の翔太は、生前は起業をして成功したこともあり、プライベートでは

高校時代から付き合っていた女性と結婚していました。

いわゆる勝ち組の男性だったんですね。

しかし、坂道を転がるように人生が悪い方へと落ちていき、最終的には

自〇をして、地縛霊になってしまいます。

成功者としてのパリッとした姿と、落ちぶれてズタズタに傷ついた姿を

メリハリをつけて演じてもらいたい!
そんな翔太役にぴったりな俳優さんは、ズバリ柄○佑さんです。

かっこいいときはとびきりかっこよく、みじめなときはとびきりみじめに、

柄○佑さんはどんな風にもその印象やビジュアルを変化させることができます。

また、翔太は、妻の頼子を、そしてホテルで出会った美佐子を、深く長く

愛することができる男性です。

柄○佑さんには、一途で愛情深いイメージもありますし、そういう男性を

柄○佑さんが演じてくれるところを想像するとキュンキュンしちゃいます。

特に、美佐子に対しては報われない辛い恋。

苦しい恋に身悶えしながらも、その思いを貫き通す翔太を、柄○佑さんさんが

演じてくれればとってもセクシーで切ない感じになるはずです。

続いて、頼子と美佐子の二役を演じてもらいたい女優さんについて考えましょう。

まず、若くして亡くなってしまった頼子は20代中盤くらいのイメージですが、

美佐子は新婚当初の28歳くらいから穏やかな老後を迎えた78歳くらいまでが

描かれることとなります。

頼子と美佐子はそっくりなわけですが、その容姿は、翔太が何度も恋してしまうほど美しくなければなりません。

幅広い年齢が演じられて、しかもとびきり美しい女優さんということで、

井○遥さんはいかがでしょうか。

実年齢は40代中盤の井○遥さんですが、20代の女性を演じることは余裕だと

思われます。

むしろ、井○遥さんは、若々しくて美し過ぎるため、老年期をどう乗り切るか

心配なところなのですが、後ろ姿や横顔を映すという演出も有りかと思います。

また、頼子と美佐子は、顔は瓜二つですが、まったく別の人物です。

頼子は、翔太が社長で億ションを所有しているときも、落ちぶれて借金まみれに

なったときも、変わらない態度で翔太のそばにいた素晴らしい女性です。

外見だけではなく、内面まで美しい、そんな女性のイメージと井○遥さんは

合致しますよね。

一方、美佐子は、翔太から見ると危なっかしい女性であり、夫選びもイマイチだし、悪霊につけいられるすきもあるような頼りない女性です。

頼子と美佐子は、顔立ちは同じかもしれませんが、頼子はより美しい印象で、

美佐子は子供っぽいところもあるかわいらしい印象です。

井○遥さんが、頼子と美佐子を全く別の女性として演じるところはぜひ見てみたい

ですし、美しい井○遥さんとかわいらしい井○遥さんを、ひとつの作品で両方

見られるとしたら、視聴者としては眼福、この上ないですよね。

そして、最後は美佐子の夫・渉役のキャスティングです。

翔太の評価はすこぶる低い渉ですが、渉はそこまで悪い奴ってわけでもありません。

結婚式のときに携帯電話を持ち込んでいたり、仕事にやる気がなかったり、お酒を

飲みすぎてしまったりと、頼りないところはありますが、よくあるちょっとした

ダメ男の範囲ですよね。
そんなちょっとだけ残念な渉の役には、吉○悠さんが適任かなと思います。

美佐子役同様、新婚から老年まで演じていただく必要があるので、年齢が

わかりづらい俳優さんが良いですよね。

井○遥さんとのバランスが良いよう、年齢的にも同年代の俳優さんの中から

選ばせていただきました。

美佐子と渉が添い遂げられた裏側に、翔太の努力があったことは確かですが、

二人ももちろん努力して長く夫婦でいられるように頑張ってきたのです。

井○遥さんと吉○悠さんが美佐子と渉なら、未熟者だけど二人で頑張ってきたと

いうところもちゃんと描写してくれそうですよね。
 

掟を破り、地縛霊から浮遊霊となった翔太。
彼の魂は、擦り切れて消えてしまうのか。

翔太の存在を知ることのないまま、生涯を終えようとしている美佐子。
翔太と美佐子は、めぐりあうのだろうか。

 

無償の愛を注ぎ続けた翔太の魂の行方に注目です。
 

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パソコンの中のドア~世にも奇妙なお話・短編集~
さら・シリウス:プロット
唯月理杜:文章