んにちは!

高橋です。

 

 

あなたは

小説を書くにあたって

何をポイントに書き進めていますか?

 

・キャラクターですか?

・ストーリーですか?

・結末ですか?

 

 

回は、これから書き始めるという方や

書き始めてまだ少し、という初心者の方向けに

 

「これだけは押さえておきたい、

小説の書き方ポイント」

 

をまとめてみました!

 

 

これを知ることによって

あなたの考える世界観が

あなたの作品を読んだ人に

より深く、より鮮明に。

 

あなたの世界観を共感してくれる

読者が1人、また1人と増えていきます。

 

ぜひ

いまからお伝えする

ノウハウをしっかりと

自分のものにしていきましょう!!

 

 

【これだけは押さえておきたい、小説ノウハウ 構想編】

 

1.ストーリーを最初から完全に固めない事!

 

書き始めると、

変えたくなったり

矛盾が見つかったりするのが小説です。

 

 

「第1話から最終話まで、

完全にまとまったストーリーを

思いついてから書き始めよう」

 

と思っていると、

おそらく数年間は書けません。

 

 

まず書いてみる!

 

間違っていたり

矛盾していたりすれば修正する。

 

これが基本です。

 

(ただし、

 

ある程度数を書いて、

応募を目指す方は、

 

逆にガッチリ固めてから書く方が安全です。

 

 

この辺は、

練習で書く初心者と、

ガチで応募作を書く中級者の目的の違いです)

 

 

2.設定はある程度固める事!

逆に、

 

設定は

固めに設定しておいた方が良いでしょう。

 

 

特にメインキャラの

性格や過去の出来事、

家族関係、時代背景などの

 

重要な点は

しっかりまとめておいて、

いつでも読み返せるようにしましょう。

 

 

性格が途中からブレてしまったり、

あったはずの過去が無い事になってしまうと

 

 

もう作品としては

破綻」です。

ゲームオーバーです。

 

 

一発ゲームオーバーがあるのが

小説の怖い所です。

 

 

それを防止するには、

設定を固めにまとめておき、

いつでも見れる状態に準備しておく

(忘れて突っ走るのを予防する)事が大切です。

 

 

3.起承転結は忘れるべし!

起承転結という言葉を

学校でも習うと思いますが、

 

これは「解説者向け」の単語です。

 

 

物語を創る側から見ると、

起承転結だけでは足りませんし、

 

無理に起承転結に合わせようとすると、

作品が無茶苦茶になります。

 

 

完成品を後から分析する人にとっては、

「起承転結」は使いやすいです。

 

創る側の考えでは、

起承転結をフル活用して創作するのは、

かなり無理があると思います。

 

 

むしろ、

物語の展開は、

 

まずは

 

「自分の好きな作品の

ストーリー展開を真似してみる」

 

からで良いと思います。

 

 

(ただしパクリはダメです。

 

大きな意味では似ているけれど、

設定や展開が色々違う、

 

と思えるくらいの

アレンジを加えなければいけません)

 

 

4.絶対書きたい!と思う熱いシーンをゴールにすべし!

小説を書こうと思う理由は様々ですが、

 

やはり

多くの場合、

 

ラストバトルや、

大恋愛のクライマックスなど

 

「ここがゴール、

メインディッシュです!」

 

と思えるシーンがあると思います。

 

 

まずは、

ここへたどり着くためには、

 

どういう設定や

どういうストーリー展開、

どういうイザコザが途中に必要かと

 

逆算しながらストーリーを創ると、

わりと綺麗にまとめられると思います。

 

もちろんそれだけでは、

 

一本道のRPGのような話

 

になってしまうので

 

 

様々なアレンジやオプションが

(将来的には)必要になってきます。

 

 

しかし、

 

最初から難しいものを書いても

うまくはなれません。

 

 

まずは一本、

 

筋の通った矛盾のない

(そして訴えたいテーマがある)

短編を書ききる事です。

 

 

そのためには、

ゴールからの逆算が効果的です。

 

 

5.魅力的な人物を出すべし!

 

魅力的な人物とは何でしょうか。

 

直球で答えを言いますと、

「葛藤」と「二面性」です。

 

 

悩みもなく

悪事を働く魔王には

魅力も共感も出来ませんが、

 

一方で、

人を殺してしまう罪悪感を感じながら、

魔王として求められる役割との間で、

 

日々悩みながらも、

周りにはそれを見せずに

気丈に振る舞う魔王がいたら、

少しは共感が出来そうですよね。

 

 

葛藤がなければ、

そこに「人間らしさ」が生まれません。

 

 

魅力的な人間らしさは、

迷いや苦しみ、悩みから

生まれると言って良いでしょう。

 

 

また、

同じように「二面性」も重要です。

 

 

いつもクールで、

決して笑わない怒らない人が、

今日も笑わず怒らない日々を描いても

何の魅力もありません。

 

いつも笑わないクールな彼が、

ふとしたタイミングでクスッと笑って、

 

「え? 意外…、こんな事で笑えるんだ」

的な感じで恋が始まるお話は、

わりとよくありますよね?

 

ツンデレも同じでしょうか。

 

いつも怒ってばかりの彼女が

「あ、あんたの為じゃ無いんだからね」

的なアレです。

 

 

これらは別に悪い事ではなく、

 

二面性

(強い部分もあれば弱い部分もある、

良い部分もあれば悪い部分もある)

 

を見せて

 

そこから

人間らしさを表現している訳ですね。

 

 

この葛藤と二面性を、

あらゆるキャラクターに用意できるかが、

登場人物の良し悪しにつながります。

 

 

6.「作品のテーマ」は忘れるべし!

 

よく、

「この作品のテーマは…」

といった解説や本の紹介がありますが、

 

 

テーマから作品を創れるるのは、

よほどのベテランに入ってからです。

 

 

最初から

「人間の愚かさをテーマに書こう」

と思って書いたとしても、

 

おそらく最後まで辿り着けないと思います。

 

 

それは、

テーマが作品を生むのではなく、

書きあがった作品を読んだ方が、

 

「これがテーマだろう」

 

と後付けしている事が多いからです。

 

 

実際は、

 

テーマなどなくても、

本当に面白いと思って下さった読者がいれば、

 

それで作品としては

目的を達成しているはずです。

 

テレビや雑誌のインタビュー向け、

 

人への説明用に

「テーマ」を無理して考える必要はありません。

 

むしろ

テーマに縛られて、

自由に書けなくなるデメリット

の方が大きくなりますので

 

テーマはいっそ忘れてしまいましょう。

 

 

7.小説アイデアは熱い内に書くべし!

 

鉄は熱い内に打て

と言いますが、

 

小説も同じです。

 

文章を書く段階では、

毎日同じ時間に同じリズムで書く事も出来ますが、

小説の構想やアイデア出しは、まさに生き物です。

 

アイデアが浮かぶ時には

一気に来ますが、

来ない時は泣いても叫んでもやって来ません。

 

 

アイデアが来ている時は、波に乗る!

 

 

とにかく

思い浮かぶものをなるべく

急いで書きとめ、

 

頭の中に浮かぶイメージに

身を任せるという習慣が大切です。

 

 

そのためにも、

普段からすぐに取り出せる

メモとペンを持つですとか

 

evernoteなどの、

メモアプリを

 

すぐ起動できるようにしておくなど、

普段の準備が大切です。

 

 

文章の書き方

まとめ第一回は【 構想編 】でした。

 

次回は、文章の書き方編です(*Ü*)ノ

 

楽しみにお待ちくださいね!

 

 

P.S.

もっと文章の書き方を勉強したい!

もっと人に「共感」してもらえる文章を書けるようになりたい!

 

そんな人の支えになれれば嬉しいです。

⬇︎

勉強をしたいという熱意ある方はこちら