「発信する!尚禮舘空手を沖縄から」


師 渡口政吉先生の沖縄本来の文化としての「尚禮舘空手」を約束の地「沖縄」に還す為に道場を設立し発信する活動しています。



皆さんこんにちは

尚禮舘事務局代表 伊覇@ryoumikuniです。

今回のブログは、10月29日、30日に開催する尚禮舘70周年式典関係の記事を公開していきます。

ご参加の方のみならずご興味ある方が楽しめるように書いていきますね。





式典の会場は昭和会館跡地



皆さんおはようございます。

今日は10月29日(日)の記念式典の会場となる「沖縄県市町村自治会館」について書いていきます。







◾️それってどこにあるの??



この市町村自治会館は、沖縄県の那覇市内の旭橋駅徒歩3分の場所にあります。

那覇空港から沖縄モノレールに乗って7駅目にあるので10分程度で到着できるのでとても便利です。


「あー だからこの会場を今回の式典に選んだんですね!」


と思われるでしょうが…実は違うんです。


なんとこの場所は「空手」にとても重要な場所なんです。





◾️昭和会館跡地で空手の日を祝う




実は式典を行うこの場所は、昭和会館の跡地なんです!


昭和会館?


この写真は??


一般の人はこのヒントだけでは頭の中にはてな❓がいっぱい出てくると思います。


しかし!空手の歴史を深く知っている方は


え!ここが!あの昭和会館があった場所!

そんな場所で空手の日を迎える事ができるなんて素晴らしい!


と思う方が多いのでないでしょうか?


そう思う理由は…


そうなんです!この昭和会館は「空手」と言う名称が名付けられた場所のど真ん中なんです。


下の有名な写真は1936年の座談会の後1937年3月に沖縄空手大家の先生方が集まった時の記念写真です。



(出典:元祖・空手出版ジャーナリスト 仲宗根源和 沖縄空手の世界⑦)


この模様は渡口政吉館長の著書「空手の心」に掲載されていますのでご興味ありましたらどうぞご覧ください。

(お手元にない方は、ただいま再出版準備中です。式典の際に公表します)


実はこの会合には若かりし頃の渡口政吉館長も宮城長順先生のカバンもちでついて行ったとのことです。


詳しくはこちらをご覧ください💁


1936(昭和11)年10月25日、著名な空手関係者が那覇市昭和会館にて一堂に会し、「空手」という表記について話し合う座談会が行われました。
それに由来し、また沖縄が世界に誇る空手文化がますます発展し、世界平和と人々の幸福に貢献することへの願いを込めて、2005(平成17)年3月、沖縄県議会において10月25日を「空手の日」と制定しました。



さらにかなり詳しく知りたい方は💁





◾️昭和会館で空手の日を祝う



現在の市町村自治会館が昭和会館跡地という事は、現地の人も知らなかった様です。


(昭和会館は沖縄戦の際に米軍からの爆撃を受けてなくなったとの事。現地の方も知らないのも仕方ないですよね)


私が知人Mさんを通して文化関係の学芸員に聞いてもらったところ、昭和会館があった場所はここだろうと言う事で教えてもらいました。


この空手の日に空手という名称が生まれたこの場所で式典を開催する事ができるのがとても楽しみです。


ご覧頂きありがとうございました。