茨城県美浦村で開催された、
鹿島海軍航空隊跡の見学会です。
汽罐室(=ボイラー室)跡にて。
外装のトタンはあちこち剥がれ、半ば
朽ちかけております💧
映画「映像研には手を出すな!」で
五等部室として使われた部屋ですなw
穴があいた屋根からは光が射しこみ、
内部で植物が繁茂しつつある状態。
入り口の外れた戸。
わかる人が見たら結構な価値が
あるもの?らしいとか
小屋の奥の方に鎮座する
2基のボイラーです。司令部庁舎の暖房や
調理用として使われたものらしい。
航空隊の烹炊場(調理場)もこの近くにあった
らしく、映像研の撮影クルーや出演者の
休憩場もこの小屋の近くに設置されていた
ようですよ。
かつて読んだ戦記にもあったのだが
こちらの航空隊の食事事情はなかなか
良いものだったとか。搭乗員ならでは、
なのかも知れないですが。
重量級の鉄の蓋。
表面には昭和十四年(開隊の翌年)製造
東京月島安藤製鋼所とあります。
安藤製鋼所、は〝まるゆ〟(日本陸軍の潜水艦)製造にもかかわったところですなぁ。
ランカシャーボイラーというもので、
筒の中の水が温められ、蒸気が作られ色々
働く仕組みです。奥行きがけっこう
ありましたね。
時間がくるまで中を自由に
歩き回ることができました。
ガラスから漏れる
光がいい感じでしたね (^^)♪
宿直室の様な場所も
しつらえてありました。
一日中ボイラーが稼働してた
のかも知れないですね。
巨大な煙突の近くには
小さな煙突もあったようだが
朽ちて倒れておりますな。
一昨年みたいな台風がきたら心配だ💦
↓ボイラー室の近くに建つ
発電機室。
↓先程行った司令部庁舎を望む。
左側には集合場所だった車両基地。
いつしか草に飲まれていきそうなこの場所…
なんとか保存を考えていって欲しい
ものですね
でこんな感じで見学が終了…。
はじめにいた車両基地に戻り我ら見学隊は
解散、美浦村のお土産にいちごサイダー
買って帰宅しました。美味かった(^^)
ずっと来てみたかった航空隊跡に
入れて自分の足で実際に歩くことが出来て
良かったです
常磐道を飛ばして帰る。
おしまい