さて次は、UH-60Jによる洋上救難訓練 を見学します。
基地から出ている無料のシャトルバスで、館山夕日桟橋へ。
渚の駅から海へ500mほど突きでている桟橋の先端へ歩くっス。
ぎりぎりに着いたらカメラマンがすでに列をなしていました。
ラジオの取材陣も来ていたみたいです。
画面向こう一帯が館山基地です。右側の低い緑の山は鷹ノ島。
鷹ノ島のあたりをズーム。造船所と、手前に 辷り(すべり) が…。
この鷹ノ島の手前のあたり一帯は、海軍の水上隊があったところです。
現在は民間の造船会社などになっていますが、
当時の辷りのかなりの部分が残っているそうです。
館山航空基地は、横須賀鎮守府所属の海軍館山航空隊が置かれたのが始まりです。
昭和5年に横須賀航空隊から実戦部隊をこの館山に移し、
霞ヶ浦は教育、横須賀は研究開発、館山 が実戦…という態勢になり、
館山は陸上機隊及び水上機隊の両方を備える中枢基地となりました。
この辷りのあたりはまた後ほど。
べいくりん。
国土交通省が保有する、清掃兼油回収船です。
東京湾内の浮遊ゴミおよび浮遊油を回収する目的で建造された船。
東日本大震災では、
津波によって海へ流れ出た瓦礫や漂流物を回収する作業に参加したそうです
桟橋から見えた館山城。
別名、里見城とも呼ばれ、なかは八犬伝博物館になっているそうです。
眺めが良さそうなので行ってみたい
さて、基地からUH-60J が発進
…手前はもろ旧軍時代のすべりだと思います。
基地を飛びたった UH-60J は館山湾の上空を旋回。
救難訓練が行われるあたりでは、
海自のゴムボートが周辺を行きかう船舶に注意を呼びかけていました。
手前の海に入ってる人は被救助者役でしょうか?
海自のUH-60J。白とレッドオレンジの塗装です。
空自のはダークブルーの洋上迷彩です。
ヘリは行ったり来たりしながら、救難開始を試みているようでした。
今回は初めて目にする洋上での救難訓練展示なので楽しみです
スピーカーからは、
「強い風や波しぶきがかかることがあるのでご注意ください」
というアナウンスが流れ、ものすごい臨場感なのでは という期待が…
でも、その期待は…
そこで突然のアナウンス
「水上バイクの侵入があり、安全のため今回の訓練は中止します」
(ノ゚ο゚)ノ エ゛ェェ~
会場からは、ため息が…
昨年気合入れて行った百里では、悪天候でブルーインパルスの飛行が中止。
超満員の入間では、突然のブルーの演技の終了…
そのときの記憶が、脳裏に去来いたしました…
水上バイク…
まぁ安全のためなので仕方ないですな…ということで。
基地に戻ってゆくUH-60J
桟橋から基地へ帰ります
つづく