syyayu-04様!

2個もリクエストくださってありがとうございます!

 

 

 

 

 

 

 

彩sind

 

突然夢莉から別れを切り出された

 

東京にいくから

 

納得のいかないまま夢莉と別れた

 

夢莉を忘れられないまま

4か月が経った

 

 

夢莉の忘れ物があったから夢莉の自宅(実家)に行った

 

「あら、彩ちゃん・・・」

 

「あっお母さんこんにちは」

 

「夢莉の忘れ物です💦」

 

「あら、ありがとう・・・」

「もしよかったら上がって行って」

 

「はい・・」

 

夢莉の実家に入るのは6か月振りだ

 

「椅子に座って」

 

「はい・・・」

 

 

「実はね、あの子(夢莉)病気になったの・・・」

 

 

「え」

 

え。え・・・

 

頭の中が一瞬にして白くなった

 

 

「知らなかったよね」

 

「は・・・い」

 

 

「あの子の性格上、彩ちゃんに言えないから適当な理由で別れたよね」

 

「そうです・・・」

 

回転の回らない頭を何とか動かしてお母さんのお話を聞いていた

 

「夢莉ね、今東京で治療中なの。傍で支えてあげてほしいの。彩ちゃんにしか弱音を吐けないけらあの子を少しでも元に戻れるようにしたいの・・・」

 

お母さんは泣いていた

 

 

「お母さん、ありがとうございます。話してもらって。

納得のいかないまま別れて、でも忘れようとしても忘れられなくて、まだ今も一番大好きで・・・こんな私でよいのでしたら、全力で夢莉を支えます。」

 

「ありがとう・・・ありがとう・・・」

 

泣きながら何度も何度も

 

私は、夢莉の病院に行った

 

 

コンコン

 

「失礼します」

 

そこには寝ていた夢莉がいた

 

「こんなに細くなっちゃって・・・」

「なんでいってくれへんかったの?私はそんなに頼りなかったか?」

 

涙が流れた

 

涙が夢莉の手に落ちた

 

 

数時間がたったと思う

 

私は泣きすぎたあまり寝ていたようだ

 

目を開けると

驚いている夢莉がいた

 

「さ・・・さやかちゃん・・・なんで?」

 

「ゆうり・・・ゆうり・・・」

 

私はがむしゃらに夢莉に抱き付いた

夢莉が痛くならないように優しく

 

「会いたかった。寂しかった。離れたくなかった・・」

 

「・・・」

 

「夢莉・・・私ってそんなに頼りない?」

 

「・・・全然・・・彩ちゃんに病気のこと言えなかった私が私が頼りなかっただけやで」

 

「夢莉」

 

「彩ちゃん」

 

「これから、離れといて。離れたら容赦(ようしゃ)せんから」

 

「うん・・・ごめんね。」

 

「もういいよ・・分かったなら」

 

 

「彩ちゃん、こんなこと言うのもあれだけどさ・・・」

 

「なんや」

 

 

「寂しかった」

 

「恋しかった」

 

「後悔した。」

 

 

「今、彩ちゃんに会えて、この世で一番幸せだよ」

 

「夢莉・・・」

 

「体が不便になるかもやけど、傍で支えてほしい。これからも隣にいてほしい」

 

「言われなくとも、傍に支えるし、隣におるよ。夢莉に離れてと言われても離れへんぐらい」

 

「それぐらいの重い愛が丁度いい」

 

私はそれから毎日夢莉のリハビリを手伝ったり

マッサージや夢莉に毎日愛を伝えた

 

 

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あれから

 

 

 

 

「夢莉」

 

「彩」

 

夢莉は地道に治って来て、病院も月に2回いくぐらいのペースまで治った

 

「この桜綺麗やな」

 

「せやね」

 

「あるけるようになったし、夢莉久しぶりにランニングしようや」

 

「いつもしとるやん(笑)」

 

「あはは(笑)そうやな」

 

「なぁ・・・夢莉」

 

「なに?」

 

「もしも、私が夢莉と出会わなかったらどうしてた」

ふと思ったことを口に出してみた

 

「んー・・・死んでたと思う」

「それよりも彩ちゃんと出会えないとかあれへんと思う」

 

「もしも話やんか・・・」

 

「そのもしもが嫌いなんや」

 

「なんで?」

 

「私と彩ちゃんが出会ったのは必然的であったの。それ以外もあらへん」

 

相変わらずかっこいいことを素直にいっちゃうのは昔も今も変わらないな

 

「ふふ・・・そっかぁ/////」

 

私はその言葉を聞いて口元がにやついてしまった

 

「そんなに嬉しい?」

 

「もちろん。恋人から私に発した言葉はどれも嬉しいだよ」

 

「私まで照れそう」

 

「おっ!久々のデレゆーりか!」

 

「デレませーん」

 

「むぅ」

 

 

「ほら、花見客も多いからはぐれんように手繋ごうや」

「ゆーり大好き」

 

 

「私も好きやで?」

 

 

時より見せる純粋で素直な君が好きで大好きで

 

これから一生を誓って、支えたいし隣に一緒にいたい

 

だって

 

私の隣には君しかおらんし、君以外の隣は好きになれん

 

君に出会えた私はこの世で一番幸せだと思う

 

「夢莉」

 

「何?」

 

「夢莉の隣は誰の隣?」

 

「山本彩と言う可愛い彼女の隣」

 

「そっか」

 

「彩は、誰の隣?」

 

「私は――-太田夢莉と言う彼氏の隣――-」

 

 

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2個投稿

 

元々完成に近かったのでパパっと書きました!

 

 

結末で軽く5分考えて死の話しをしようと思って、書いたですが想像していた自分の結末が違ったので消してハッピーエンドにしました

書きすぎて手の感覚無くなりかけました(笑)

 

 

最後に!

sayayu-04様!

 

長らくお待たせしてすみません!

またリクエストくださると嬉しいです( *´艸`)

 

 

ではぐぅぐぅ

愛依