全く 未知の世界の中学受験。

仲の良しのママ友で 子供を中学受験させた人がいなかったので

誰にも何も聞けず のび子の塾の送り迎えだけをしていました。

 

中学受験塾には5年、6年と2年間行きました。

ほとんどの子が4年生から来ていたので 出遅れたかな~?とも

思いましたが 4年からでは 中受の塾には入れなかっただろうと思います。

今思えば 低学年の時に もっとしっかり私がのび子を見ていたら

4年生から中受の塾に入って もっと余裕をもって勉強できたかもしれません


のび子は勉強が全く出来ませんでした。

これは謙遜でもなく、本当に勉強ができなかったのです。

小学1年生の冬の先生との2者面談のとき

「宿題を全くしてこないし、残ってやりなさいと言っても 黙って

 帰ってしまうのですが・・・・・」と担任の先生に言われました叫び


 かなりの衝撃でした


長女は学童で宿題を終わらせていたし、のび子も学童に入れていたので

同じように学童でやっていると私が思いこんでいたのです。

「宿題終わってる?」と確認をとることはありましたが、

いつも「終わってる~」という返事でした。

私はのび子を疑うことなんて全くなかったので、本当に終わっているのか

ノートを確認することまではしませんでした。


のび子はほぼ1年間 学校の宿題をしていませんでした。

義母に、「小学1年生で通知表に「がんばろう」が数個ついてる時点で

親のあなたが気づかないなんて」と のちに責められましたが

本当にそう思います。


その後 宿題のチェックはするようになりましたが

学校のテストをのび子が私に見せることもなく、

私も「テストは?」と聞いたことがないまま2年生を過ごします。

この2年の時の担任とはゴタゴタがあり、主人が担任・校長・教頭と

話合いをお願いするほどでした。

のび子と担任の相性はかなり悪かったので通知表に「がんばろう」が

20個ついていても  担任の気分だろうね。ほんと嫌な先生~

ぐらいに思っていました。

2年生の冬の担任との2者面談では のび子が勉強についていけてない

話をされましたが、先生のことが苦手だったので3年になったら

大丈夫でしょうって勝手に思いこんでいました。


3年生。

宿題は毎日みていました。

ちなみにのび子は「公文」にも行っていました。

しかし相変わらず テストは見せないし、私も聞かなかった。

そして3年生1学期の通知表。

「がんばろう」が19個。


 2年生の担任うんぬんと違う!!

 のび子 全く勉強できてない!!!


この時になって 私はようやく のび子が勉強が全くできないことに

気づいたのです。


ついつい 長女と比べてしまうんですよあせる

小学校低学年って 学校の宿題だけしっかりしておけば

テストも普通にできるものだと思っていたのです。


のび子は 宿題をしっかりしているわけではなかったのです。

例えば漢字の練習なら、1字、1字 書くのではなく

全部 辺の部分だけを書いてしまってから 後でつくりの部分を

書くような 流れ作業的な宿題方法でした。


よくよく見ると 男 と言う字も 本来は田を書いてから力なのに、

のび子は まず日をかいてから 力の2画目を

上の方から書いて 日を田にしながら男を完成させるんです。

(わかりにくいですよね汗) 

すべてそのような書き方なので、漢字の画数がめちゃくちゃでした。


私は勉強が全くわかっていないのび子を

小学1年生から3年生まで 放置してしまいました。

小学生の低学年で

 「勉強がわからない、できない」ってことが理解できなかったのです

「学校で授業を聞いて 宿題してたら 普通にできるでしょう?」

こんな風に思っていました。