価値観とは自分が成長するにつれて変化していくものではないでしょうか。
まだ自分自身の経験が少ないときには、だれかの価値観に影響を受けやすいもの。それは、一番身近な親であったり、先生や友達など周囲の人々、テレビドラマや本のなかで出会う登場人物など。
そして、いつか「人は人、自分は自分」と考えられるようになったとき、自分にとって価値あるものが見えてくる。自分が心から楽しいと感じたり、共感できるものを素直に認めることができるようになる。
しかし、「自分は自分」と割り切ることができず、だれかの価値観を背負ったまま生きている方も多いような気がします。その価値とは、相対的にしかはかれないものかもしれません。
例えば、だれかと比較して自分はお金を持っているから幸せだろう、自分には高い地位があるから幸せだろう、いい学校を出て、いい会社に入ったから幸せだろう、と。
そのような場合、自分がだれかより劣っているとおもえば幸せは感じられない。だれかと比較して自分が優っていればきっと自分は幸せなのだとおもう。でも、だれかと比較するのであれば、世の中、上には上がいるもの。心から満足したり幸せを感じることは難しいような気がします。
「人は人、自分は自分」とおもえたとき、ちょっとした幸せはそこらじゅうにあることに気がつきます。そして今日の名言のように、その小さな幸せに囲まれて生きていくことが幸福なのだとおもえるようになるのでしょう。
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