「10度」と言うのは、
1オクターヴを超える音と音の隔たりで、
例えば「真ん中のド」〜「高いミ」とか
「真ん中のド」〜「低いドの更に下のラ」…
そんな音程
手。
ギリギリでも1オクターヴが届く生徒さんにとっては、そんなに極端な跳躍ではないけれど、
10度など、微妙に離れた跳躍は、
存外、ミスタッチをしてしまうのです
例えば、
もう片方の手が難しい所だったり、跳躍する所だったりした時は、
この手の跳ぶ先を凝視することは
できません
ところで、
1オクターヴの幅って、
マイ物差し📏のように、
手の開き方が決まっていませんか?
例えば、この左手の1オクターヴ。
このように、左側を隠したとしましょう。
この状態でも、下の「ド」(ちょうど1オクターヴ) ならば、測れる(図れる)と思います
この、マイ物差し📏を利用するのです
ド〜10度下のラに飛ぶ時は、
低い下のラの鍵盤を見ないで、
すぐ下のラの鍵盤を見るのです
そして、下が見えない状態で良いので、
1のゆびを、まずは「ラ」に移動させて、
そこから瞬時に測りながら(図りながら)、
マイ物差し📏で「下のラ」に5のゆびを持っていきます。
(つまり、視点を下に持っていかないことがコツなんです。だって右手も見たいもん)
レッスンでこれを伝えた時、
生徒さんが
「おぉ〜〜っ」って顔をするのが、
ウレシイ