『水滸伝』最後の禁軍との戦いで、
新兵4千を率いて前線に出た宋江が、先頭に立つ李逵の戦いぶりをみながらの言葉だ。
魔神のように闘う李逵が人間であることを、宋江は誰よりも知っていた。
太原の洞穴で青蓮寺・官軍に包囲されたときも、
武松とともに200近い敵を斃した後、
石積みの上に横たわる李逵の裸の厚い胸が、大きく上下するのを、
のんびりした態度を続けながら、見ている。
あのとき、洞穴のなかで、
「みんな元気で、兄弟分以外は誰ひとりいねえ。こんなの、いいなあ」
と李逵はハシャいでいたっけ。
宋江・武松・李逵のトリオは最高だったなぁ。
4千を率いる宋江の側にも、もちろん武松は付いている。