台湾で「最も醜い駅」解体へ | 洋左右的人生

台湾で「最も醜い駅」解体へ

 

  桃園市の中壢駅 「古い汚い狭い」でも利用者は有難う

 

鉄道駅はその町のシンボルであり、歴史の一片である。

台湾には、日本統治時代や戦後に造られた様々なデザインの駅がある。

旧台北、台中、台南、高雄などの旧駅を利用した者にとって、

現在の駅舎はどこかしっくりこないが、時の流れとはそういうものなのだろう。

台湾鉄道の旧駅舎がまた一つ姿を消した。

 

中壢駅は16日に歴史に刻まれ、写真は駅のプラットホームです。 (写真提供:李栄平記者)

 

1日の乗降客数で上位5駅に入る中壢駅。

1893年の清朝末期に開業した駅は、日本統治時代に大型の木造駅となり、

1975年、現在のコンクリート製となった。

 

消灯前の駅の写真を撮るために、多くの人がホームに集まりました。 (写真:Huang Zhengjia記者)

                (最終日に駅に来た大勢の人)

 

老朽化した駅は、古く、汚く、狭いと評判が悪く、

鉄道ファンからは「台湾で最も醜い駅」と言われていた。

旅行者がメッセージを残しました。 (写真提供:李栄平記者)

それでも利用者からは「有難う」「寂しい」「忘れない」などのメッセージが

多数寄せられた。

「最も醜い駅」として知られる中壢駅は今夜10時34分に駅に入り、プラットホームは見送りに来た乗客や鉄道ファンでいっぱいでした。 レポーター:翁偉鎮/写真

午後10時半、最終列車が発車して、駅のシャッターが下りると、

詰めかけた人々は拍手で別れを惜しんだ。

台湾鉄路のスタッフは、終電が当直する忙しい時間に温かい笑顔を残しました。 (写真:Huang Zhengjia記者)

最終便を送り、ほっとした表情の駅長、新駅は今後地下化になる。