プーチンのポチ 「欧米でテロを」 | 洋左右的人生

プーチンのポチ 「欧米でテロを」

 

     メドベージェフ 大統領下ろされても言いなり

 

ロシアの攻勢は失敗に終わりつつある。

ウクライナが弾薬不足に陥った5月、ロシアはウクライナ東部へ5万人規模の

兵力と数百両の戦闘車両を送り込んだ。

一時は小さな複数の村を占拠したが、

ウクライナは最新の自爆ドローンをフル活用して、多数の戦車や装甲車を撃破、

この様子は毎日SNSで公開された。

 

米国は先週、「ロシアの進軍は止まり、失敗した」との見方を示した。

米国は最新の長距離ミサイルシステムのロシア領攻撃を容認、

来月にはEU各国が供与したF16戦闘機がウクライナへ配備される。

これに先立ち、ウクライナはロシアが前線に配備した防空レーダーシステムを

各所で破壊した。

ウクライナが制空権を奪回すれば、平原が広がるウクライナに展開する

ロシア軍はF16戦闘機の餌食となる。

これまでに40万人の死傷者を出したロシアにとって、事態は深刻となっている。

 

プーチン大統領は6月14日、モスクワで外務省と会談し、停戦の考えを提起した。 [欧州通信社]

冷静を装っていたプーチンもここにきて、その余裕が無くなった。

昨日(14日)プーチンは、

「ウクライナがロシアが併合した東部4州から軍を撤退させ、

NATO加盟を断念すれば、直ちに和平交渉に応じる」と表明した。

ウクライナのゼレンスキー大統領が最初から

「ロシアから領土を奪還するまで、戦いは止めない」と言っているにも関わらず、

プーチンは「自国の領土にウクライナが攻撃を仕掛けている」と盗人の強弁をした。

 

スイスでは今日(15日))、ウクライナ和平サミットが開催され、

90か国が参加する。(岸田首相も参加)

プーチンはこの会議で、ロシアに対して不利になる提案や決議が出されるのを

牽制するため、形ばかりの和平案を発表したと見られる。

プーチンの本音は「ロシアが負けそうなら戦術核を使う」である。

頭のおかしいのははプーチンだけかと思ったらもう一人いた。

ロシアのドミトリー・メドヴィウ前大統領は、米国下院がウクライナに対する約400億ドルの支援法案を可決したことを痛烈に批判した。 (ロイター)

ドミトリー・メドベージェフ前大統領だ。

プーチンの部下だったメドベージェフは、

プーチンによってロシア連邦の第3代大統領に祭り上げられた。

当時の憲法ではプーチンが大統領を続けられなかったため、憲法改正の間だけ、

メドベージェフが代わりを務め、憲法が改正されると、国会議長に下ろされた。

それでも文句を言わないことから「プーチンの犬」と呼ばれている。

 

メドベージェフは一昨日、UEが差し押さえたロシア資産の一部を

ウクライナ支援に回すことに反発、欧米に対して

「最大級の損害を与える努力が必要だ。エネルギーや産業、交通、銀行を破壊する」と

述べた。

テロリストかお前は、と言いたくなるような無知と粗暴を曝け出しているが、

強ちホラとは言えない。欧米には最も凶悪と言われるロシアマフィアが手を

広げているからだ。

 

軍事支援が枯渇した英国に代わり、今度は仏がウクライナ支援に乗り出した。

バルト三国、ポ^ランド、デンマーク、スカンジナビア三国、スロバキアなど

EUの各国も軍事支援を始めた。

ウクライナにとって負けられない戦いが始まろうとしている。