中国 大滝は水道水だった
地元民は知っていた「貴重な観光収入」
心の憂いが重なり、いつしか髪が白く伸びて乱れた様を
唐代の詩人李白は”白髪三千丈”と表現した。
日本や韓国などでは、これを物事を誇張した言い方と解釈する。
転じてホラ吹きや嘘つきを指す言葉にも使われる。
息を吸うように中国人は嘘をつく。
近代の作家魯迅は、このような中国人の悪癖を非難し続けたが、
一向に治らない。
中国河南省の雲台山にある滝は高さ314メートルで、アジア1の大滝として、
全国から多くの観光客が訪れている。
”この水は何処から来るのか?”そう思った観光客が先日滝の上に上がったところ、
とんでもない物を発見した。
滝の頂上には数本の水道ホースが敷かれ、ホースの穴から勢いよく水が
放水されていた。
CCTV(中国中央テレビ)はこの滝を
「天の川が舞い降りるような雄大で、アジアで最も高い滝」と紹介していた。
現場を撮影した人が地元民に尋ねたところ、
誰もが「ここに滝などなく、水道水であることを知っていた」という。
そして「どうでもいい、この滝で観光収入が増えたのだから」と話したという。
この告発に対して、リトルピンクと呼ばれる”愛国主義者”らは、
「気にするな」「水が落ちれば滝だ」「綺麗な写真が撮れるだろう」と反論している。
河南省では、他の山でも水道水を落下させた”滝”があるという情報が
ネットに挙げられている。
金になるなら平気で人を騙す、騙された奴がバカなのだ。
日本もこうなりつつあるのではないか、人心荒廃の例えが隣にある。