アジア各国で異常な高温
5月に熱波、インド52,3度の恐怖
地球温暖化に代わる言葉が必要になりそうだ。
日本の最高気温は、2018年7月23日埼玉県熊谷市と
2020年8月17日静岡県浜松市で観測された41,1度である。
これより、10度以上高温という異常な気温が観測された。
インドのデリーで昨日、52,3度を記録、気象局は観測史上最も高温と発表した。
これまでの最高気温は51,3度で1度高かった。
デリーでは先週から熱波に見舞われて、一昨日は49,9度を観測していた。
地元メディアは、公立学校で大勢の生徒が熱さで気を失い、
教師が水を掛けたり、教科書で煽ったりする様子を伝えた。
熱波はアジア各国に広がっている。
フィリピン北部カガヤン州では23日、国内最高の48度を観測、
「息が出来ない程」の熱さに見舞われた。
気象局によると、5月に入ってから30都市で42度以上を複数回観測している。
また半数の州で大規模な旱魃が起きているという。
タイでは5月に入り、42度から43度の日が続き、
保健省は、これまでに61人が熱中症で死亡したと発表した。
2023年の37人を大きく上回り、過去最悪の事態となる恐れがあるという。
気象局は今後、52度近くに達するとの予報を出している。
内戦が激化しているミャンマー中部では先月末に48,2度を観測、
56年ぶりに最高気温を更新した(気象局)
このため、戦闘で家を追われた避難民の健康が危惧されている。
日本の夏はどうなるんだろう、先日拝読しているブログに、
「こんなに温い水で、田植えをしたのは初めて」という記述があった。