台湾 ライチ、マンゴー不作
ライチ70%減、マンゴー3~40%減
このところの熱さで、農産物の育成が早まるのかと思っていたが、
3月の低温が致命的だったようだ。
ライチの主産地の彰化県や高雄市では、春先の低温と水不足で、
ライチの生育が極端に悪化したという。
高級品の玉荷包はこの時期、糖度が増して表面が赤みを帯びるが、
今年は水不足で皮が割れている。
農家によっては例年の2割しか収穫できない可能性があると見て、
自治体が調査に乗り出している。
天候不順はマンゴーにも及んでいる。
最大産地の台南市では、2月の低温でマンゴーの生育が遅れた。
このため、台南市ではマンゴー農家の救済を決定し、
今日から現金支給の受付を始める。
対象は、収穫量が20%以上減少する農家で、
1ヘクタール当たり10万元(55万円)を上限とする。
ライチもマンゴーも日本へ輸出され、人気があるが、
今年は価格高騰と円安が重なる、食べられるかなぁ。