中国GW 大学生のグループ旅行禁止
批判殺到「大学生は子供でhない」「当局は何を恐れている」
中国では今日から5日までGWの5連休となる。
(広東省広州南駅の待合所)
交通部の発表によると、5連休中人の移動は毎日2億7000万人で、
旅行者数はコロナ前を超えているという。
このうち、鉄道や航空機、船での移動は5700万人で、8割が自家用車によるものだ。
経済成長に翳りが見られる中国だが、
円安の日本が海外旅行の一番人気で、数万人が訪問すると見られている。
そんな中、中国の各大学では、学生にGW中の行動制限を掛けて問題となっている。
蘭州交通大学は25日、学生がグループでレンタカーや自転車旅行をすることを
禁止する通達を出した。
江蘇師範大学外国語学院は、GWに学生の集団旅行を固く禁じ、
団体や個人の名義で学生を勧誘・組織する行為を断固として禁止する通達を出した。
四川省の成都理工大学も26日、同様の告知を出した。
中国では多くの大学が今年、突如このような通達を出している。
いずれの大学側も、「学生の安全を考慮しての措置」と強調するが、
教育関係者からは「大学生は子供じゃない」「なぜ行動の自由を奪うのか」と言った
批判が出ている。
ネット上では「当局は何を恐れている」などの書き込みがあったが、すぐに削除された。
一方、習近平国家主席の出身大学の北京にある精華大学では28日、
創立113周年を祝うパレードが行われた。
キャンパスでこれを見た学生たちからは、
「参加した学生は皆生気がなく、葬列のようだった」
「拍手も歓声も起きなかった」
「文革ってこんな雰囲気だったの」といった感想がSNSにアップされた。
中国に行かれる方は、ご用心。
入国審査の際、顔写真やパスポートの情報が公安に把握されます。
さらに、ホテルにチェックインする際も顔写真が撮られ、
個人情報が公安警察に把握されます。
ホテル側は宿泊客の情報を公安に提出する義務を課されているからです。
公安は国家安全法を盾に、勝手に「スパイ活動」を理由に
逮捕・拘束できるのです。
不要不急の訪中は止めましょう。