冬至 アジアは凍った
中国 台湾 日本も極寒に包まれる
冬至の昨日は、東京も冷えた。
朝6時の室温は5度、さすがにエアコンを点けた。
日中は晴れて9度くらい、夜になると気温は一気に3度まで下がった。
年末の寒波は久々ではないだろうか、暖冬に慣れた身には辛い。
この寒波、アジアを凍てつく寒さで覆っている。
中国では上海の南、杭州湾に注ぐ大河の銭塘江が観測史上初めて凍結した。
銭塘江は毎年秋の大潮の際、海水が逆流して河口から50キロ上流の杭州市まで
到達するアジア版ポロロッカが起きる大河だ。
地元紙「浙江日報」は杭州の気温がマイナス5,4度と観測史上最も低くなり、
杭州市内の名所の「西湖」も凍結したと報じた。
大陸の寒さは「骨の髄が凍る」と例えられるほどの寒さで、
一度真冬に上海を訪れた時、余りの寒さにホテルに籠ったことがあった。
韓国ではソウルでマイナス15度、強風で体感温度はマイナス20度くらいに下がり、
メディアは「冷蔵庫の中にいるようだ」と伝えた。
南の島に雪が降る、台湾では北部の宜蘭県にある太平山に雪が降り、
観光客が雪だるまを作っていた。
台湾では2016年以来の寒波だとメディアが伝えている。
北海道ではいわゆるドカ雪で交通網が寸断されている。
日本海側で生まれた私は、小学2年生くらいの冬、
何度か真夜中に起こされたことがあった。
一晩で1m近くの雪が降ったため、雪の重みで木造の屋根が潰れる危険が
あるというので、父親や当時同居していた親戚の男性と一緒に
屋根の雪下ろしをした。屋根から落とした雪と積もった雪で、
一階はどこの部屋も暗く、子供心に憂鬱を感じたものだった。
昨夜は友人と近所で飲んでいて、10時半頃帰宅したらハナが外で待っていた。
布団の上から「遅いじゃないの」というような目でこちらを見る、
待たせてごめんね。