全日本頼清徳後援会 発足
「頼氏は日本と台湾の架け橋」
台湾と日本の関係は、これまでも総統選挙の主要なテーマとなってきた。
5か月半後の2024年1月に行われる総統選挙では、
台湾の平和と安全をどの候補者がどれだけ明確に
有権者に提示できるのかが問われていて、日本との関係強化も
有権者の関心事となっている。
そんな中、東京では昨日、
民進党の頼清徳候補を支持する台湾人約300名が
「全日本頼清徳後援会」を発足させた。
頼氏の後援会は3月に大阪と関東で結成されていたが、
今回は「日本台湾協会」など在日台湾人の団体か一堂に会して
頼氏の支援で結束した。
大会には、日本の自民党や維新の国会議員も出席して、
頼氏の勝利を期待する挨拶を行った。
頼清徳候補については、日本を始め世界60か国以上で、
在住の台湾人が支援組織を結成していて、国民党や民衆党を遥かに凌駕している。
大会では、投票日には台湾に戻り、頼候補に投票することが確認された。
台湾では海外投票が認められていないので、総統選挙の前には、
世界中の台湾人が一時帰国する。
25日に発表された最新の世論調査では、
頼清徳候補・・・36,4% 柯文哲候補・・・27,8%(左)
侯友宜候補・・・20,2%(右)となっていて、
国民党の候友宜候補の低迷が続いている。
その理由は、鴻海精密工業創業者の郭台銘氏(写真)が未だに
総統選出馬を模索していて、出馬した場合、国民党の支持者から
郭台銘氏を支持する者が3割ほど出るのではとの見方があるからだ。
侯友宜候補は明日日本を訪れて、国会議員らと会う予定だ。