ロシアの勝利は世界の終わり
ロシア軍 東部攻撃態勢を完了更なる虐殺の連鎖が起きる
ロシアはウクライナ侵略部隊の総司令官を任命し、
軍を東部に移動、これに新たな部隊を加えて、
ウクライナ東部への総攻撃態勢を完了した。
ロシアの侵略開始から50日、
ウクライナではどれほどの市民が犠牲になったのか、
私達はすでに確たる数が分からなくなってきた。
国連も千数百人という中途半端な数を出し、
「戦闘が激しく本当の犠牲者はこの何倍に達している恐れがある」という
言い訳に終始している。
ウクライナ政府は、国内外への避難民が450万人、犠牲者は2~3万人と
発表している。
正確な数は分からないが、確かなことは狂人プーチンによって、
ウクライナと言う国が、殺戮と破壊の限りを蒙っているということだ。
旧ユーゴ紛争を超えて、ヒトラー以後最大規模のジェノサイトが進行しているのだ。
(母の墓の前に佇む6歳の男の子 虐殺があったブチャ)
(主人を探す犬 イルピン)
(飼い主の車の側を離れない犬 ブチャ)
この戦いがロシア(プーチン)の勝利になれば、
それは今後、世界がロシアの核に怯え、石油や天然ガス、石炭といった
エネルギーをロシア(プーチン)の一存で左右されることになるという事だ。
そして、ロシアに似たような独裁や軍政という全体主義国家が、
ロシアに倣えとばかりに、世界各地で支配を広げるための軍事行動を
起こすきっかけとなるという事だ。
中国の台湾侵攻はより具体的になるだろうし、南シナ海支配はさらに拡大するだろう。
北朝鮮も図に乗り核実験や麻薬、偽ドルなど悪の限りを尽くして、
今の体制を維持しようとするだろう。
ロシアが勝つか負けるかで世界は一変する、
停戦交渉は意味がない、と以前ここで書いたのは近いうちにロシアが総攻撃を
仕掛けてウクライナを敗北に追い込む可能性が見えていたからだ。
今や「ウクライナに平和を」ではなく「ウクライナに勝利を」と声を上げる時だ。