台湾 中国の攻撃に8割が「戦う」 | 洋左右的人生

台湾 中国の攻撃に8割が「戦う」

 

           軍事圧力への反感高まる

 

中国の圧力が日々、台湾人を団結させている。

原住民、本省人、客家人、外省人、台湾の政治は4群と呼ばれる集団の融和が

長年の課題であった。

選挙では、民進党と国民党が接戦を繰り返し、客家人と原住民の票が

勝敗を左右する展開が繰り返されてきた。

このため、蔡英文総統は総統1期目から「4群の融和」を呼び掛けている。

その4群間の溝がここにきて急速に狭まりつつある。

台湾民主主義財団は本日、「2020年台湾の世論の価値とガバナンス」をテーマにした世論調査を発表しました。台湾を擁護し、戦うことをいとわない回答者の割合は、新たな高さに達しました。 (レポーターPeng Wanxinによる写真)

台湾民主主義財団は昨日、「台湾人の防衛意識」に関する

世論調査の結果を発表した。

それによると、

中国が統一のために台湾を攻撃した場合、

「台湾を護るため戦う」と回答した人は過去最高の79.8%で、

昨年の68.2%から大幅に増加した。

また、台湾が独立宣言のために中国に攻撃された場合も

「戦う」と答えた人が71.5%になり、こちらも昨年の57.4%から増加した。

台湾民主主義財団は本日、最新の世論調査を発表しました。「中国が統一のために台湾を攻撃すると宣言した場合」によると、80%近くの人々が台湾のために戦うことをいとわない(写真の赤い線)。これは昨年よりもはるかに多い。中国人の70%は台湾のために戦うことをいとわない(写真の青い線)。 (レポーターPeng Wanxinによる写真)

グラフの赤線は、台湾の武力攻撃に戦うと答えた人の推移、

グラフの青線は独立宣言での武力攻撃に戦うと答えた人、

いずれも2019年から急増している。

財団は香港の支配を見て、台湾の民主主義を擁護しようという意識が

急速に高まった結果と話し、

中国と戦うと回答した人の多くが40歳以下であると説明した。

台湾安全保障協会と台湾独立創設同盟は本日、「台湾と米国の外交関係」調査に関する記者会見を開催しました。82.5%の人々が台湾と米国の外交関係の確立を支持し、8.9%のみが外交関係の確立に反対し、8.6%はコメントしませんでした。 記者会見に出席した非党派のリン・チャンズオ氏は、外務省はこれを取り組みの方向性としてとらえるべきだと述べた。 (レポーターZhong Lihuaによる写真)

一方、台湾安全保障協会の世論調査では、

82,5%の人が「台湾は米国と外交関係を確立すること」を支持すると答えた。

反対は8,9%で、協会は「外交部はこの結果を基に対米関係を進めるべきだ」と

提言した。

台湾の4群社会は、「反中」という意識で固まりつつある。

中華民國中央軍事院校校友總會在台北市府前市民廣場舉辦「璀璨雙十 捍衛中華」踩街嘉年華會。(記者林正堃攝)

10月10日、双十節(国慶節)の日、

国民党の親中派と退役軍人は、対中融和を訴えて集会とデモを行ったが、

参加者は大幅に減少した、と台湾各紙は報じた。

写真を見ても多くが高齢者で、若者の姿は見えない。

 

外省人家庭に生まれた若者の多くが「台湾人意識」を持ち、

「天然独」(台湾は既に独立している)集団に属している。

この意識は自由と民主主義の清流に育まれた賜物だ。