ジャクソンホール会議は、1978年にカンザスシティー連邦準備銀行の主催で始まっています。1981年までは、毎年開催場所が違い、会議の名称も今と異なっていました。


1982年からはアメリカ ワイオミング州のジャクソンホールにある山荘(ジャクソンレイクロッジ)で主要国や地域の中央銀行総裁、政治家、経済学者などが集まり、経済シンポジウムを行います。

今年は、8月24から26日に開催され、世界経済の構造的変化をテーマに議論されます。


ジャクソンホールとは、ワイオミング州に北西部にある谷で、この場所にある都市をジャクソンまたは、ジャクソンホールといいます。

私は、はじめ、カーネギーホールとかNHKホールのようなコンサート会場や会館のようなホールをイメージしましたが、そうではないようです。


この会議に注目が集まるようになった理由は、2010年8月の会議で当時のバーナンキFRB議長が量的緩和策第2弾(QE2)の導入を示唆し、金融市場に衝撃を与えたためです。

今年も25日に予定されるパウエルFRB議長の講演に注目が集まります。今後の金融政策として追加利上げがあるか、いつ利下げに転じるかなど発言が注目されます。

話しは、変わりますが、石塚真一さんの漫画『岳』で主人公の三歩がワイオミング州のグランドティトンで山仲間と岩場でコーヒーを飲む場面、を思い出しました。きっと、ハイキング、トレッキングが楽しめる自然豊かな観光地なんでしょうね。ジャクソンホール、ワイオミング

今年のジャクソンホール会議は、どうなるんでしょう。

近所の些細なことから世界のお話しまで思いついたことをつぶやきます。ありがとうございました。