こんにちは
松花堂昭乗研究所です
梅雨の季節とはいえ、日差しがあると夏の暑さとなりますね。
日々の温度差にすっかり振り回されております。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
本日6月14日(土)午後、定例講座を開催しました
前半は、松花堂昭乗の書状をよみました。
本日の書状は「式部卿」の署名のある11月3日付のものでした。
「亡羊」こと三宅寄斎や、「宮様」、「宮内卿」、「左京」の名が登場しました。
「宮様」は時々登場しますが、今回は南都乗院の尊覚法親王と想定されます。
「宮内卿」と「左京」(中沼左京・昭乗兄)はともに一乗院に仕える人たちです。
・・・「宮様」はたいへんご満足されております。
それもこれもまったく御所様(信尋公)のおかげでございます。
「宮内卿」も「左京」もそのほかの者もたいへんかたじけなく存じております。
詳しい内容はつかめませんでしたが、要はお礼と報告から成る書状です。
筆まめな昭乗さん。社会人としても見習うべいところが多いですよ
そうです、あれです、「報告」、「連絡」、「相談」です。
筆まめ=「ほうれんそう」上手といえましょう。
さてさて、後半は「男山栞」です。
本日も半斎さんのペースにどっぷりつかりました。
細々とした覚書き的記述が続きまして、判読できない文字に出会い、
思わず眉間にしわが寄ります。むむむ。
佐太天神さん(大阪府守口市佐太)の鳥居の銘は法童坊孝以によるものだ。
ほかには、
薪の黙々寺(酬恩庵一休寺さんの敷地内に現在も跡地があります)に松花堂の墓があるとか。
こちらはちょっと「?」つきの情報です。半斎さん自ら確かめた情報ではないようす。
本日もみなさんと一緒に首をひねりながら考えました。
来月もどうぞよろしくお願いいたします。
それではこのへんで