今回は70台でゴルフをする為にはどうしたら良いかヒントになりそうなことを書きたいと思います。

 

 70台を出すのに必要な練習

 

まずは79回でラウンドすることを目指し、ハーフ39回、3ホールに1個ボギーを出しても大丈夫な回数です。

 

如何にパーを拾えるかが重要で、守りのゴルフに徹していれば70台は出すことができる数字になります。

 

しかしすべてのホールでパーオンできるということは、まずありえませんのでグリーン周りのショートゲームを徹底してセカンドでグリーンを外しても「寄せワン」でパーを拾っていくということが大切になります。

 

 

インペリアルゴルフガーデン風景

 

私は茨城県稲敷市にあるインペリアルゴルフガーデンで徹底的にショートゲームの練習をしました。

 

この練習場では芝の上からグリーン周りで起こる、あらゆる状況の練習が出来ます。

 

 

インペリアルゴルフガーデンアプローチ練習場

 

砲台グリーンを想定したロブショットや平らなグリーンでの転がし練習

 

 

インペリアルゴルフガーデンバンカー画像

 

アゴの高いバンカーから、寄せの練習も可能です。

 

 

インペリアルゴルフガーデンパター練習場

 

練習グリーンもあるので本コースと同じ速さのグリーンでパター練習もできます。

 

グリーン周りの練習はとにかく距離感です。ストレスがかからないパットができる距離まで寄せる練習をたくさんやるしかありません。

 

グリーン周りのウェッジの技術は教えてもらうというより自分で見つけることです。

 

スタンスは開いた方が良いのか両足をそろえた方が良いか、手首を固定して体で打つのか手を積極的に使って球を拾うのか。

 

シチュエーションによって使い分けることも必要で、手を使い上手くウェッジのトゥ側でボールを打って死に球を打つ練習などはよくやりました。

 

早い下り傾斜のグリーンで、ミスショットと言われる球をわざと打って転がらないようにする練習です。

 

パターとアプローチの練習はやればやるほど確実に上手くなっていきます。

 

 

プログリーンを設置する作業風景

 

さらに家の近所の鳥かご練習場にプログリーンを引かせてもらい10歩程度のアプローチとパターの練習を徹底的に練習したことにより70台を出すことが可能になっていきました。

 

ウェッジに正解は無く、52度で転がした方が楽という人もいれば、グリーンの外からでもパターの方がイメージが出るという人もいると思います。

 

どの打ち方が自分に合うかどうかは自分しか知りません。

たくさん練習して自分なりの答えを固めてみてください。

 

私の場合は52度で転がし、58度でロブの練習を毎日やっていましたので累計すれば数十万回は打ったと思います。

プロになる人は子供の頃からなので、もっとたくさん打っていると思います。

 

それだけやっていれば58度のウェッジでもクリーンにヒットしてミスが出なくなってきます。

 

近くになかなか本格的な練習が出来る場所がないという人もいると思います。

 

練習場を作る前は千葉の安い打ちっ放しに行き1球単価が数円のところで1日1000球アプローチを打つまでは帰らないチャレンジなどもしていましたので確実に上達していきました。

 

①必要なことはウェッジをパターの感覚で振れるかどうか。

②ウェッジはスピンがかかりやすいので毎回同じような球が打てるかどうか

③思った場所に球を出せるかどうか

というようなことが大切になりますので打ちっ放しでも練習することは可能です。

 

80台でラウンドする人はショットはそれなりに上手いのにグリーン周りで小さいアプローチのミスをしたり、寄り切らずに寄せワンが取れないという人がほとんどではないかと思います。

 

またパターで2mをしっかりとストレートに打てるかどうかということも非常に重要になってきますので自宅のパターマットで1m~2mをストレートに打つ練習を必ずやってみてください。

 

    

80台と70台の差はアプローチとパターです

 

 

 

余談ですが

庭にゴルフ練習場を作りたい人の参考のために書きますが40平米程度の練習グリーンを作ろうと思うと250万円くらいの費用が掛かりました。

 

プログリーンの見積書

 

 

 

 ドライバーの振り過ぎにも注意!

 

ダボを叩いては70台を出すのは難しい、振り過ぎに注意して70台はスイングの強・中・弱と3パターンぐらいの加減ができるような練習をたくさんやる事です。

 

特にドローヒッターで飛距離が出る人はミスが付物となってくるのでフェードが打てないなら、ドライバーで何割のスイングをすれば置きに行けるかという研究をすることが大切になってきます。

 

シャフトのしなり具合とフェアウェイの幅で収まる程度の曲がり幅が、どの程度の力感なのか調べる事と記憶をすることが大切になります。

 

リズムで打てるようになるまで反復練習をするのか、振り幅で調整をしていくのか、自分が記憶しやすい方法でドライバーショットを安定させることも重要になります。

 

 

 

 70台のゴルフをする練習量

70台を安定して出すためには最低でも週3回くらいは練習が必要になるのではないでしょうか。

 

以前、私は70台が出せるゴルフをしておりましたが、最近では使用していた練習場が老朽化の為、使用できなくなってしまったので練習は週1回、ラウンドは月に1回、家族でお楽しみゴルフしかできておりません。

 

ハーフ39を目標にして前半と後半でボギーを3個ずつで終えられることは少なくなってしまいました。

 

やはり体が忘れないよう、間をあまり開けずに練習をして距離感を養っていないと寄せワンを取ることは難しくボギーを叩いてしまいます。

 

80台のゴルフは一度、集中的にアプローチの技術を練習してしまえば経験値で出すことは簡単だと思いますが、70台で回る為には距離感を体に覚えさせておく必要があると思います。

 

練習をしていないと微妙なタッチを出していくのは難しいと思いますのでアプローチとパターの練習は1番多くやる必要があると思います。

 

しかしアマチュアゴルファーはパターとアプローチの練習を1番疎かにしやすいのでスコアがまとまらないのだと思います。

 

 

 

 70台その先へ・・・

 

余談になるのですがPARプレーやそれ以下でラウンドをしたいと思うようになるとショートアイアンの精度が必要になると思います。

 

ボギーはプロでも出してしまうものなので、PARプレーを目標にする場合はセカンドショットをピンに寄せられる技術が必要になり、バーディーが取れるゴルフをしなくてはならないのだと思います。

 

私はアマチュアでプロではないので、これ以上のことは書けませんが、70台で回る為にはそこまで鋭いアイアンのキレは必要ないと思います。

 

ドライバーの安定とアプローチとパターの距離感があれば可能ですので努力できっと出せると思います。

 

ゴルファー全体の4%ほどの人だけ70台を出せると言いますが、数字で見ると難しそうに思えますが地味な練習は裏切りませんのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

私もいろいろな人の本を読んだり記事を探したりしてみましたが、ゴルフは意外と小さいことの中に真実が隠されているような気がしてなりません。

 

根性論を書くつもりはありませんし面白い答えではありませんが、やはり上に行く人たちは小さい努力の積み重ねだったり、地味な練習を積み重ねていることが多いのは、どのスポーツでも同じ気がします。

 

ミニマムはパターの中に集約されていて、その延長線上にスイングがあるのだと思います。

 

小さいスイングを続けているうちにヒントが見えてくると思います。