今日はドライバーで飛距離アップの方法について書きたいと思います。
軽くて柔らかいシャフトの記事を書きましたが、みなさんどうやったら飛距離が伸ばせるか知りたくて検索しているのだと思います。
ギアについては多少タイミングを取るのが難しくなるが軽くて柔らかいシャフトの方が絶対に飛びます。
飛距離を出すためにはギアも重要だが体の使い方が大切になります。
いろいろな動画や理論などがあると思いますが、言葉で説明するのは難しい
やってみても理解ができないのではないかと思います。
正直、体の正しい使い方を知らない人に教えるのは大変です。
娘や奥さん、今までたくさんの人に教えてきましたが説明してもなかなか理解してくれません。
ですが!このページでは体の使い方を理解してもらうためのヒントをたくさん書きますので、それを練習場などで実践してみて個々の人が「開眼」していただければ飛距離UPができます。
わかった!こうするのか!なるほど!と自分で発見してもらわなければ飛距離アップはできないのです。
正しい体の使い方とは?
格闘技の経験がある方ならば理解しやすいと思います。
キックボクシングなどでキックする動作
ボクサーのパンチ
サッカーのキックも同じです。
これは同じ動きをしています。
サッカーのキックならば女性でもイメージが出来るのではないでしょうか。
実際にサッカーのキックをスローモーションでやろうとすると、どういう動きになるか試してみてください。
「左足を軸として一歩踏み出し上半身はのけ反るように右に体を残して右足が前に出てボールを蹴る。」
キックボクシングのキックは
「左足を軸として一歩踏み出し骨盤が回転し上半身はのけ反るように右に体を残して右足が前に出てキックをする。」
両方とも同じような動きなはずです。
プロサッカー選手でもキックボクシングのプロでもないので多少の違いはあると思いますが体の力を出すということは同じなのです。
ちなみに私は柔道の有段者です。柔道も軸足で回転して力を出して相手を投げる。
同じ力の使い方をします。
PGAの選手でスコッティ―シェフラ―という今年もマスターズを優勝したアメリカのプロゴルファーがいますが、この人の打ち方はサッカーのキックにすごく似ていると思います。
(左足を軸にして右足で地面を蹴って左足に寄せていく動き)
地面反力と同調
この二つが本当の意味で理解できていないと飛距離アップはできません。
人は手を器用に使えるからこそ、手を使い腕力がある人だと上半身の力を使ってスイングをしてしまいます。
本当に威力のあるキックやパンチは体を正しく使わなければできないのです。
そしてゴルフスイングでヘッドスピードを上げるのも同じなのです。
練習場でキックの動きを頭で理解してスイングと結び付けてください。
力は地面からやってきます。
スイングでトップを作ったら、まずはそこで止めてみてスローモーション素振りで体の動かし方を理解してください。
①左足を強く踏み込む(足)
②骨盤を回して体を引っ張る(腰)
③上半身が回転しようとする(肩)
④最後に腕が振られて前に出る(腕)
⑤コックをほどいてクラブが球を撃ち抜く(手)
足⇒腰⇒肩⇒腕⇒手 この順番で足で作った力をクラブまで届ける動きが同調だと思っています。
左足の踏み込みを強くして地面反力を使い同調によって、その力をクラブに伝えて初めて本当の飛距離が出るようになるのです。
言葉では理解するのが難しいと思いませんか?
だからこそ広いところでキックをしてみてください。
その動きを理解したら、同じ動きでキックの足が腕に変わるだけなのです。
トップを作ったら、力が作られる順番を理解して同調をさせる。
脳で理解してイメージができなければ体は動きません。
正しい動きを理解して是非「開眼」してほしいと思います。
軽くて柔らかいシャフトを使ってボールが高く上がり過ぎる人
スピン量が多くなりすぎるのは上半身と手でぶっ叩いてるからです。
体で力を出せるようになった時、ドライバーの飛距離は数段UPしているはずです!
女子プロゴルファーがキックボクシングを習っているのは体力作りも、もちろんありますが正しい力の出し方を学ぶためでもあると考えています。
みなさんも是非「開眼」出来るように練習してみてください!
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