中国は周の時代、杞という国がありました。



 この国の1人の男は、「もしも天地が崩れたら、生きていられなくなる」と心配し、夜も眠れず、食事も喉を通りませんでした。



 それを見かねた戦国時代の道家、列子は、笑いながら「そんなことは誰にもわからない。しかし、どのように考えることもできる」と言いました。



 その上で、「天地が崩れるとか崩れないとか、そんなことは気にする必要などないことだ」と切り捨てました。



 心配しなくてもいいことを心配することを「杞憂」と言いますが、この故事が由来となっているそうです。



 日本人は、世界のなかでもダントツに物事を悪いほうへ悪いほうへと考えていくタイプの人が多い民族です。



 災害の多い国、そして政治や経済も不安定な現代の日本において、マイナス思考はもはや国民的な病だと言えるのかもしれません。






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