ヒプノセラピストの風湖です。



 心理学は、「誰かを変えるもの」ではなく、「自分が生きるためのもの」です。



 積極的に生きるために必要なことは、他人を意識するのではなく、自分の考え方を見つめることなのです。



 そのためには、まず「できない」「困った」などと、マイナスに考えることをやめましょう。



 美術館などで絵画を見たりすると、絵に対してそんなに詳しくなくても、豪華な額縁で飾られているだけで価値の高い絵に見えたりします。



 反対に、たとえ同じ絵だったとしても、額縁を外せばその絵の価値が高いのか安いのか、よく調べてみなければわかりません。



 人の心も同じです。



 同じ現象でも、ひとつの方向から見るだけではすぐに判断できないことがほとんどです。



 人生におけるすべてのマイナスの現象には、それを経験しなければならなかった、輝かしい未来のためのヒントがいくつも隠されているのです。