ヒプノセラピストの風湖です。



 「取り越し苦労」という言葉があります。



 これは、「まだ起こっていない出来事について、あれこれと心配したり、悪い結果を想像したりすること。」という意味の言葉です。



 取り越し苦労には次の3種類があります。



 「過去苦労」ー 過ぎたことや、今更悩んでもどうしようもないことを思い煩う苦労。



 「現在苦労」ー 今、目の前にある事柄をなんでも苦にしてしまう苦労。



 「未来苦労」ー まだ来ない先のことを、あれこれと暗く悪い結果になるように想像して、不安や心配を抱え込む苦労。



 これらの苦労に心がとらわれてしまうと、現在の一瞬一瞬に幸せを感じることができなくなってしまいます。



 何かを心配するのは、実際にそれが起きてからでも十分間に合います。



 取り越し苦労をすればするほど、心のエネルギーはどんどん消費されていきます。



 そしてその結果、食欲不振になったり、睡眠不足になるなど、マイナス状態に陥ることが多くなってしまいます。



 人生を豊かにするためにも、まだ現実化していない苦労の先取りはやめましょう。