ヒプノセラピストの風湖です。



 人は、怒りや恐れなどの感情が心を支配しているとき、身体が固くなって思考が止まり、全身のエネルギーが奪われます。



 病気のある人や嫌なことが続いている人も、それにこだわってばかりいると、体力まで奪われ、疲れ切ってしまいます。



 「こだわる」とは、心が1箇所から離れず、自由な思考ができなくなること。

 考え方が凝り固まってしまうことです。



 水には形がありません。

 ですから、手や顔を洗えるとか喉の渇きを潤すとか、さまざまな使い方ができて便利です。

 形が無いものはその使い方も自由です。



 しかし水が凍って氷になると、水の自由は奪われ、使い道も限定されてしまいます。



 同じように、何かを思い詰めて凝り固まった心は、心が本来持っている自由自在な働き方ができなくなってしまいます。



 自分の運命にこだわらなければ、心は水のように自由な働きを取り戻すことができます。



 病や運命は、こだわらずに流れに任せましょう。



 そうすればあなたの生命は、イキイキと躍動し始めるのです。