ヒプノセラピストの風湖です。



 私の従兄弟は、20代の頃に肺ガンが見つかり、医師から余命3ヶ月と宣告されました。



 当時私が住んでいた家と従兄弟の家は近所でしたので、ばったり会うことも多く、その頃話したことは今でもよく覚えています。



 「病気がわかってから、僕は朝目が覚めると、いつもありがたいと思うようになった。

 生きているのは当たり前ではないんだから。

 生きていることこそありがたいことなんだ。」



 彼は私によくそう言っていました。



 「有ることが難しい」

 だから有難いのです。



 私達は、朝日が昇るのも、目が覚めるのも、家族がいるのも、当たり前のことだと思っているから普段あまり感謝なんてしません。



 当たり前だと思っていたことが、実は当たり前ではないと気づいたとき、自分は感謝に値するものに囲まれて生きていたのだと、まるで世界が変わったように見えてきます。



 それに気づけば、感謝しないではいられなくなるのです。



 私は今でも、毎日のように1日何回も「ありがとう」という言葉を口にしています。



 現在、私の従兄弟はなんと66歳。

 今でも元気に生きています。



 余命数ヶ月と宣告されると、全てのものがあと何回経験できるのかと今に集中するようになり、すべてが嬉しく思えてくるのです。



 当たり前ではないと気づいたとき、奇跡は起こるのです。