ヒプノセラピストの風湖です。



 「育てたように子は育つ」



 これは、相田みつをさんの言葉です。



 親が消極的な気持ちで子育てをすると、どんな積極的な子供でも消極的な宿命がやってきて、それを背負って生きていくことになります。



 心の土壌がマイナスだと、たえずマイナスの養分を吸い続けた種は、途中で枯れるか、マイナスの人生へと変化してしまうのです。



 しかし、それも、良い縁に恵まれると宿命は好転します。



 たとえば、秋に1枚の葉が落ちるとき、そのままでは重力に負けてまっすぐ落下するはずが、タイミングよく風が吹いて、その葉は何十メートルも向こうに運ばれることがあります。



 「縁」と呼ばれる間接的要因が介入することによって、想定以上の結果が生まれることもあるのです。



 どんな縁が自分に降りかかるのか、人生はわかりません。



 予想もできない風が吹くから、人生は面白いのです。