ヒプノセラピストの風湖です。



 私は小学生の頃、書道を習っていました。



 書道の先生はとても厳しい人でした。

 私は先生に褒められたいと思い、字が上手い父親にお手本を書いてもらい、これを真似した字を持って行きました。



 すると先生は「これはお前の書いた字ではないな」と言って私に返しました。



 そして私に言いました。



 「真似した字を書こうとするな。

 そんなのはお前の字ではない。

 そうじゃなく、上手くなれると信じて書き続けなさい。

 そうすれば、お前の個性が出る。

 その字には、お前という人物の本当の上手さが筆の先に出るんだ。」



 この言葉は今でも忘れません。



 人は誰でも、自分を信じさえすれば必ず成功者になれます。

 その秘訣は、誰かの真似をせずに、「自分は絶対に成功する、才能を発揮する」と信じること。



 そしてその信念を持ってやり続ければ、やがてその人ならではの「一角の人物」となり、必ず成功するのです。



 まずは心で「思う」ことから始めましょう。