ヒプノセラピストの風湖です。
人の心の「意識」「無意識」の存在を提唱したのはオーストラリアの精神科医、ジークムント・フロイトです。
彼の言う「心の中の無意識」とは、「過去の経験や体験によって作り出される、自分で自覚(意識)していない心の真相」のことです。
私達の心の無意識は、特に不安を感じるとその不安から自分を守るためにさまざまな行動に出ます。
その不安な気持ちを思い出せないように心の中で「抑圧」したり、その不安な出来事を自分のことと感じないように自分から「隔離」したりと、さまざまな方法で心を安定させようとします。
その結果、現実では何も起こっていないのに、心の中でリアルにイメージする失敗への恐怖が、未来の理想的な姿を実現するための障害になることがあります。
勇気とは、恐怖心を抱いていないことではなく、恐怖心を抱いていても行動する度胸があることなのです。
