ヒプノセラピストの風湖です。




 どんなに普段穏やかな人でも、相手の言動が理解できないときや相手が自分の思い通りにならないときなどに怒りを感じることがあります。

 怒りはとても強いエネルギーなので、心の中に怒りをためこむことは、鍋に蓋をして水を沸騰させた時の大きな圧力が生じるのと似ています。




 しかし相手に怒りをぶちまけると、多くの場合、人間関係に支障をきたします。

 「相手が悪いんだから、怒るのは当然だ」と思うことがあるかもしれませんが、その怒りはやがて戦いとなり、長い目で見たとき、必ず後悔することになります。

 怒りを感じたら、その感情を収める方法を見つけましょう。




 まず怒りを感じたら、目を閉じて10数えましょう。

 人の怒りの感情は、だいたい6秒くらいで収まるようになっています。

 そうしたら、その怒りの理由を紙に書き出しましょう。

 そうすると、「こんなことに怒ってなんの得になるのか」と冷静になれます。

 怒りに翻弄されるよりも、怒りをコントロールできる、強い人間を目指しましょう。