ヒプノセラピストの風湖です。




 たとえば、1年前に足を骨折したと考えてみてください。

 その時、あなたははとても痛くて辛かったと思います。

 しかし、時が過ぎればその痛みは去り、今はもう完治して過去の出来事になります。

 それはあなたの命の営みが傷を癒やし、その痛みを取ってくれるからです。




 同じように、1年前にあなたのことを傷つけたり、あなたを中傷したり悪口を言われた場合、あなたはその人のことを考えると今でも否定的な気持ちになるでしょうか。

 もしもそうなら、時が経っているにもかかわらず憎悪の根はまだそこにあって、あなたがあえてその相手を許そうとしないからなのです。




 自分の考え方や感情をコントロール出来るのは他でもない自分だけです。

 それすら誰かに支配されてはいけません。

 あなたの心を傷つけるようなことを言う人がいたら、逆にその人のために祈り、祝福しましょう。

 人生は、あなたが何を考えるのかで決まります。

 憎悪の心であなたを満たすのか、祝福の心であなたを満たすのか、選ぶのはあなただけなのです。